今年度4月より、当会代表の小阪が沖縄国際大学でNPO/NGO論の講座を持っています。
5月25日(水)の講座で、まちわく宮道がまちなか研究所わくわくの活動紹介をしてきました。
人口動態や駐車場・空き店舗の増加、地域組織の活動格差などマチグヮーを取り巻く現状と「まちの未来が描けない」「子ども達がマチグヮーを知らずに育ち、出ていく」といったまちわくが取り組む課題と活動について伝えました。
使用したスライドはこちら↓
授業後のアンケートからは以下のようなカテゴリーで意見をいただきました。
●まちづくりは上の人がやっているイメージ、まずは地域に関心を
●生まれ育った地域の衰退は心苦しい
●地域への愛着は、地域の活動から
●中心地の空洞化問題の解決は必要
宮道
ふりかえりシートの詳細は以下へどうぞ。
まちなか研究所わくわく(5月25日)
ミニレポートのフィードバック
●まちづくりは上の人がやっているイメージ、まずは地域に関心を
・まちづくりは上の人たちがやっているものだというイメージが強かったですが、私たちもまちづくり参加しなければ理想のまちにはならないだろうと思った。
・何ごとも興味・関心からということを改めて考えさせられた
・自分たちがすんでいる沖縄の街についてほとんど無関心だったと気づいた。
●生まれ育った地域の衰退は心苦しい
・自分たちが生まれた育った大切な地元がすたれていくのを見るのは誰だって心苦しいと思います。
●地域への愛着は、地域の活動から
・地元で青年活動に参加をしている。その中で、地域をかかわる機会があると自然と地域に対しての愛着がわきます。
●中心地の空洞化問題の解決は必要
・この問題の表面化が進む前に早い対応が必要だと思った
・ドーナツ化現象は内地で起きていると勝手に思っていた
・那覇市久茂地に住んでいたが人口減少にも気づかなかった。
●那覇の国際通り周辺の思い出
・国際通りには、家から徒歩で行けます個人的にはとても楽しい場所です。
・小中学校の頃は国際通りに行って遊ぶのが流行った。今の若い人たちには行きづらい、買い物やや用がないから衰退するのは少しわかる
・高校の頃は、平和通りを進んだ奥の方にある児童館でスタジオを借りてバンドの練習をした
・高校生くらいまでは、バス・モノレールを使ってよく国際通りに行った。
・お土産屋さんが観光客向けなのは少し不満です。地元の人でも「紅いもタルト」「塩ちんすこう」だった食べたいです。
●商店街のイメージ
・昔からある商店街は、おじぃ、おばぁがいて、沖縄の食材やお菓子が売られていて沖縄らしさ満点だったと思います。
・今、シャッターが下りている商店街は地理的にも良いところです
・最近コザや農連市場などの商店街に行ったときにとっても悲しい気持ちになった
・うるま市も商店街など店が閉まっている所が多い
・私の地元でも小さな商店街が夏祭りを開催していた。参加するスーパーが潰れてしまった無くな
・商店街の雰囲気が好きなので、良さが今でも通じるような工夫があればよい
・商店街のイメージは暗い、お年寄りである
・あと、古いから仕方ないかもしれないけどクサイ
●商店街×(アイデア)
・子育て支援=地域のつながりが強い(住みやすい)商店街
・ラーメン=ラーメンフェスタ
・小学生の修学旅行=活性化された新しい商店街
・アニメ=第2の秋葉原です!
・若者、地域の意見=意見をだすことで商店街に興味をもつ
・商店街=周辺商店街と協力してデカイ計画を
・幽霊=世界一怖いオバケ商店街
・スポーツチーム=
・大学生=商店街のイメージは主婦や年配の方々が買い物をする場所というかんじ。若い世代に関わってもらったら
・ポイントカード=何ポイント以上たまると何か景品とか割引券とかのサービスを始めたら
・ファッション=洋服はみんな着るので、お年寄りから若い子まで興味があるから絶対楽しい
・清潔感、駐車場、本物=飲食店の清潔感がない
・イベント=休日などに路上ライブ、ダンスパフォーマンスなど
・託児所=子どもたちの力で明るい商店街に
・小学生とその祖父母=全く知らない世代がよく知っている世代から商店街の良さを教えてもらったりしながら孫と祖父母の関係も築ける。
・お祭り=地元のグルメ対決
・フリーマーケット=お祭り気分
・事業の立ち上げを考えている若者=商店街の使われていない店舗を割安でレンタル
・大型ショッピングモール=商店街の宣伝
・大学生=県内インターンシップによる街の活性化
・無料の駐車場=地元の人が来る
・若者=琉球café。高齢者や若者が一緒に運営していくカフェ
・スタンプラリー=お店巡り
●質問
・なぜ沖縄でやろうと思ったのか
・まちわくのような活動をしている団体はある?
・ニーズをどうアクションに変えたかを知りたい