まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

◆沖縄地域社会ビジョン大学院2012受講生の声 1/14◆

晴れ1月14日(土)

「現場を通じた実践上の学びへ& NPO活動インタビュー」

リレー式で各講義の魅力や受講後の感想を綴っていく、
沖縄地域社会ビジョン大学院 受講生の声。
第二走者は、島袋さんです。。。ニコニコ

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沖縄地域ビジョン大学院3日目、1月14日(土) 午前中の2コマは、立命館大学 山口洋典先生による 「現場を通じた実践上の学びへ~ NPO 論の観点から」の講義。
大まかな内容としては・・・
1 NPO の弱さは、何でも屋さんになってしまうこと。通常の企業にはある人事部や広報部がなく、すべて同じ人が掛け持ちでやってしまう。それが組織としての基盤の弱さに繋がっている。
2 NPO という事業体にまつわる経営の困難さとは、
  ヒト・モノ・金・情報・発想・人脈等が、不足していること。
3 ネットワークを駆使して借り物競争をすることが大切。
  決して独りで抱え込まないこと。
  いつ・どこで・誰が・何を・どのように・なぜ・誰に・どこまで・いくらでの6W3Hの要素、
  一つ一つを具体的に整理して対象、到達点、予算を明確にすることが大切。
4 NPO を生かしていくためには、4つのPがポイント。
  プロダクト・プライス・プロモーション・プレイス

講義の後、2人1組になってペアワーク。
6W3Hで、みずからの関心を整理し直すために、お互いインタビューし合う。
「思い込み」を「思い入れ」に変えていくこと。
しんにょうを取るだけで大きく意味は変わってくる!!
午後は、3つの NPO 団体へ活動インタビューが行われた。
ホームレスの自立と社会復帰
NPO 法人プロミスキーパーズ
子供へのあらゆる暴力の防止
NPO 法人おきなわCAPセンター
誇りの持てる地域づくり
NPO 法人なはまちづくりネット
3つの団体へのインタビューの後、受講者それぞれが、10本の課題解決のための企画提案を
する団体を決めた。
個人的な感想として・・・。
事前に考えてみた3団体への課題と、実際に各団体の方たちが考えている課題との間に、
大きな違いがあった。質問の内容によって、グループ内の議論の方向性が変わっていくのが楽しかった!!
この後、2月4日(土)の「NPOへの企画提案中間発表」へとつなげていくために
3つのチームがタイムスケジュールを立て、戦略を練っていくことになります。
果たして、各NPOの皆さんの熱いビジョンを実現するための提案を作ることが出来るのか?・・・(汗)
沖縄地域社会ビジョン大学院受講生 島袋
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沖縄地域社会ビジョン大学院の詳細は→http://machiwaku.ti-da.net/e3288849.html