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1月19日(木)、
「行政学2」の講義が開催され、
11名の受講生の参加がありました!
講師は、前回に引き続き
佐藤学先生です。
2回目となる今回の行政学は、「政策」を視点に語られました。
近年、
公共政策とか、
政策評価とか、政策にまつわるキーワードをよく耳にしますが、
これらは
90年代以降に台頭するようになったそうです。
つまり、右肩上がりの経済成長を見込めない背景から、
行政として「なぜ?」「何のために?」その仕事をするのか、
費用対効果も含めて検討し、計画・実施することが必要になったからです。
(民間では当たり前のことですけどね・・・)
本屋をのぞくと、最近では政策関連の書籍も急増していて、
「政策する」ことの必要性が顕著に現れているとのこと。
ということは、今後はより一層、国や地方自治体の政策力というものが、
地域社会のあり方に大きな影響を与えていきそうな気配です。
では、私たち市民は、それら政策に対して、どのように関わっていけるのでしょうか?
その問いに佐藤先生は、
「一般市民として、あるいはNPOなどの
専門性を持った市民として、
政策提案や政策評価などの関わり方があり、その役割は大きい」
とおっしゃっていました。
地域社会に対して何かしら関わりたい、地域課題に取り組んでいきたいと考える私たち受講生にとって、
行政の仕事を知り、政策のプロセス、関わり方を知るというのは、道しるべとなる多くのヒントがあったように思います。
また、全2回の講義では、佐藤先生ご自身の体験談やそのお人柄のおかげで、
行政学という学問がグッと身近に理解できたように思います。
2コマ講師をしてくださった佐藤先生、どうもありがとうございました!
沖縄地域社会ビジョン大学院受講生 中村
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