まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

◆沖縄地域社会ビジョン大学院2012受講者の声 2/4◆

2月4日(土)
「NPOの情報基盤」

リレー式で各講義の魅力や受講後の感想を綴っていく、

沖縄地域社会ビジョン大学院 受講生の声。


今回の投稿者は、比嘉さんですピカピカ

*************************************************************

2月4()2限目の講義は「NPOの情報基盤」

講師は、エフエム那覇・代表取締役社長の平良斗星さんでした。

 

最初に講師の平良さんの自己紹介で打ち解けたあと、、

「全部のケースでマスメディアに取り上げられる必要があるか」

「当事者(NPO)が肥大する必要はあるか」

という2つの興味深い問いをいただきました。  


 

まず、講義の最初にポイントにしたのは情報発信の先(相手)には大きく分けて3種のタイプがあるということ。

  ①NPO当事者、近しい関係者

  ②一声かけると共感を得られる、主体的に行動を起こしてくれる人

  ③その他の人々


大抵は、この3種のタイプそれぞれに合った異なったコミュニケーションツールを使ったアプローチしています。

  ①は直接的な電話、メール、会合での呼びかけ

  ②はブログやネット、SNSを通じて

  ③がマスメディアを使って広域に

 

広報のポイントは「共感」を得られるかどうかであり、

そのNPOの理念などが、広域での共感を得られるものか、それとも狭域かを考える必要があるということでした。

「やみくもが常にいいわけではない、設計していく必要がある」とのことでした。

 



ぎに、これまでのNPOには、自分たちをブランディングしたり、大きく見せようとする傾向があったことに触れ、「天動説(自分中心)」から「地動説(社会課題中心)」の説明にしてはどうか、との提案が出されました。

 

「地動説」型の説明で、自ら活動を語っていくことで、社会とNPOの距離が近づくのではないかとのこと。

最近の業界の流れでもあるそうです。

 

最後に、平良さん自らの企画書を例に、企画書の書き方やポイントについて説明していただきました。

 

企画書作成の大事なポイント

 よつば 「人、お金、日数」のコスト感覚を絶対に入れること(コストのないものは企画書ではない)

 よつば 相手への要望を明確に入れること。

 よつば 決定者は誰かを確認し、決定者と話ができるように心掛けること。

 

などでした。


情報発信ツールの使い分け、強みや特性を活かした考え方や活動内容の示し方、

具体的な企画書の作成方法など、非常にためになる講義でした。

 

平良さん、ありがとうございました。

最後に控えた企画提案に、よりよい企画書が作成できるように頑張りますガッツポーズ



沖縄地域社会ビジョン大学院受講生 比嘉


*************************************************************

沖縄地域社会ビジョン大学院の詳細はhttp://machiwaku.ti-da.net/e3288849.html