2月16日(木)
「社会を変える運動と事業」
リレー式で各講義の魅力や受講後の感想を綴っていく、
沖縄地域社会ビジョン大学院 受講生の声。
今回は、ブログ担当の方が残念ながらお休みでしたので、代打で事務局スタッフが掲載致します
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今回の講師は、「沖縄リサイクル運動市民の会」の古我知さんでした。
はじめに、現在の活動の原点となる大学生のころの世界放浪の旅でみた、世界の国々での出来事・・・
老いても尊厳をもって暮らしている国がある一方で、幼いころから危険と隣り合わせで生きていかなければならない
そんな「豊かさと貧しさ」がおなじ地球上で隣り合わせで存在していることを目の当たりにしてきた日々。
そして、沖縄に戻った時に物を捨てる時に多くの税金がかかっていること・・・しかし世界では貧しい国々もあるのに・・・そんな矛盾を感じながら『何か自分でできる事はないか・・・』その思いをきっかけに活動を始めたこと。
そして、直面した最終処分場問題。
課題解決のために行った、リサイクル市の開催や行政への提案など、問題に取り組む中で「行政、企業のみでは問題を解決できない!」 「思いを共有する人達が活動をささえてくれる」そんなことも感じたこともお話頂きました。
その後、資源循環のための商品販売や環境教育など試行錯誤しながら徐々に広がり、現在は、世界を飛び回って環境問題に取り組んでいるそうです。
改めて、すごい方なんだなと思い知らされました。(足向けて寝られませんね)
古我知さんの壮大な話をお聞きしたあと、講義の後半は受講生とのディスカッション。
沖縄で実践的な経験をうん十年してきた方に直接聞けるとあって、事業展開の見極めや今後の活動の方向性などなど、バシバシ質問がぶつけられました。
2時間半という時間での講義でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
古我知さん、大変貴重なお話ありがとうございました。
沖縄地域社会ビジョン大学院スタッフ 新垣