沖縄地域社会ビジョン大学院2012・夏
市民調査論とゼミの様子をお伝えします。
8月11日(土)9:30~12:00
市民調査論 講師:濱里正史氏
濱里さんを講師にお招きし、市民調査について教えていただきました。
講義のトピックを一部ご紹介。
【主な内容】
・市民に社会調査の要素は必要か?
→必要
・市民に求められる社会調査に関する要素・能力
・社会調査とは何か
・なぜ社会調査が必要となるのか?
・社会調査の種類
∟量的調査(統計調査)
…広く浅い調査、確かめる調査、
表面に出てきている問題を調査
∟質的調査(事例調査)
…狭く深い調査、発見する調査、
世の中の問題を発見する
・一般的な社会調査のプロセスと市民調査におけるポイント
∟日常生活の感覚から問題課題を発見する
・アンテナはできるだけ多くの人がはる。
そこから問題がみえ、広がり、ほっとけなくなる。そして政策などにつながる。
などなど、ブログではかききれないほどのたくさんの学びをいただきました!
参考文献もたくさん持ってきていただき、受講生のみなさんもメモをとったり写メをとったりしていました!
受講生の方が書いた、講義内容をご紹介
受講生がこの講義を受けて今後活かしたいこととして、以下の内容があがりました。
・アンテナをはって街を歩く。身近なところに発見がある。足を使う。
・量的調査をする際は、調査プロセスを結果の公表をする。
・活動を社会へのインパクトにするための調査を行ってみる。
・調査票を適正に作る。質問文、選択肢を適正につくる。
・量的調査と質的調査を組み合わせる
・質問の作り方
濱里さん、たさくんの学びをありがとうございました!!
午後は、全課程コースのゼミを行いました。
全課程コースは講義とゼミ、フィールドワークを通し、
大学院が終了時にそれぞれ企画提案を行います。
まずは、そのスケジュールとゴールの確認。
そして、2グループに分かれそれぞれ取り組むテーマを決めました。
それぞれのテーマはこちら!
1)コミュニティービジネスからはじめる沖縄の経済自律
2)子どものあそび
このテーマで各グループ調査など行いそれぞれ企画提案の中身を深めていきます。
これからのグループの動きはまたブログでもお知らせしていきます!