まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2012・夏 8/16インタビュー実践

8月16日(19:00~21:30)@てだこホール多目的室1
今回のテーマは、「インタビュー実践」
講師はフリーアナウンサー・ナレーターとしておなじみの
諸見里杉子さん♪
凛とした佇まいが非常に素敵な先生でした。
 
今回のの講義内容をおさらいします!
1.インタビューとは何か
まず最初に「インタビューとは何か?」、「インタビューの目的」の確認を行いました。
 インタビューとは、「面接」・「面接取材」という意味があり、日本では「面接取材」のことを指すことが多いようです。インタビューの目的を「情報収集取材」であると捉えると「非公開の内部用取材」と「公開目的の外部用取材」の2種類があるということなどを確認しました。
2.何のためのインタビューか?
上記を踏まえたうえで、次にインタビューするときの聞き方についてのメリット・デメリットについて確認しました。
 例えば、インタビューの「聞き方」には、「相手に自由にしゃべってもらう」やり方や「一問一答」、「アンケート」、「会話方式」などがありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、目的に応じて使い分けることが大切ですね。
3.「インタビュー環境を整える」ことも重要
 ・相手が安心して話ができる雰囲気づくり
 ・必ず応えられる質問から話を始める
 ・言葉の選び方=質問力
4.「インタビューの落とし穴」
会話や雰囲気が大切ということがだんだんわかってきたんですが、そこで気をつけたいことが6点!!
①相手にしゃべってもらう
②「知っている」と思うべからず
③距離感
④素直さ
⑤忍耐力
⑥聞く態度(あいづちなど)

基本的なことだと思うかもしれないけれど、なかなか実践するとなると難しく
ついつい、自分が喋りすぎてしまったりしてしまうことも・・・汗
自制。反省して実践していきたいですね!

ここで受講生の講義シートをのぞいてみましょう!
ふりかえりシートも濃い内容のものが多く、みなさんの学びになったのかな~と感じさせられます。
5.インタビュー実践
1~4までを確認したうえで、それじゃあ実際にインタビューしてみよう!と実践講座!
みなさん、質問項目を工夫して、相手から必要な情報をしっかり引き出せるのか!
良い聞き手になれるように心がけているようです。
6.総括
事前準備は念入りに!!!!
今回の授業で受講生の皆さんが【自分に活かしたいこと】として挙げていたのが以下の点です。
・インタビューする時に、何のためにするのかちゃんと説明する
・聞く態度、距離感を意識する
・インタビューする環境を整える
・必ず応えられること、共通の事柄から始める
・言葉の選び方=質問力
・聞き上手になれるよう、今日のノウハウを活かす
・情報収集のクセをつける
・日頃からの訓練を心がけてみる
などなどが上がりました!
みなさん共通して、「聞く態度」や「環境を整える」などのキーワードを取り上げていたのが印象的でした。
以上、今回の講義も軽快なテンポで進み
実践ができたのが非常に学びにつながったな~と感じております。
諸見里杉子先生!ありがとうございました!