まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

9/23(日) ファシリテーター講座2012 開催しました!!

日の出9月23日(日)
ファシリテータ講座2012を開催しました。
その様子をご紹介します。
決めて、動ける会議をつくる
参加型会議のファシリテーション

   ~「志」と「スキル」を磨く~
講師:青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
日時:2012年9月23日(日) 9:30-16:30
場所:糸満青少年の家・大講堂


仲間と新しいチャレンジをしていくとき、
地域の問題に立ち向かうとき、
多様なメンバーとプロジェクトを進めていくとき、
「話し合うこと」(会議)が必要になってきます。
しかし、「会議」というと、話が進まなかったり、堂々巡りに
なってしまったり、発言していない(できない)人がいたり、
積み上げる議論ができなかったり、問題の本質に辿り着けなかったり、ということがおきがちです。
そこで!メンバーひとり一人の参加を促し、
個々人の発言や持っている力を引き出しながら、
プロジェクトを前に進めていく参加型の会議づくりのための
「ファシリテーション」を学ぶため、講座を開催しました。
鉛筆主な講座プログラム
・よい会議とは?
・ファシリテーターの役割、手法について
・会議実習(全員ファシリテーター体験)
みんなが納得して「決める」ことができて、
「動き出せる」ような会議をめざし、
その進行役となるファシリテーターの
「あり方(志)」と「スキル」を磨きます。
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講師は、毎年100回を超えるペースで
会議・ワークショップ等の進行役をつとめている
青木将幸を県外からお招きしました。
そして、なんと定員満員ピカピカの30名の方が参加してくれました。

講義の前に、2~3分間みんなで会場のくず拾いを行いました。
青木さんは会議の場の環境にも気を使われていて、
会議の前にきれいに整えるそうです王冠
でもみんなで指輪キラキラキレイにしたのは今回が初めて。
参加者からは、
リラックスになった、みんなで体を動かしたことが精神的にも良かった、気持ちがスッキリした、という感想がありました。
了解はじめに一人ずつ自己紹介しました。
出来るだけ早い段階で全員が口を開くことが大切!
「ここにいるすべての人が適任者である。」
集まったメンバーがベストメンバーであることを教えていただきました。
講義は多くのworkを混ぜ、常に全員参加型で行われました。
・共通点探し虫眼鏡(2人1組)
 より丁寧に相手の話を聴く。探すから見つかることがある。
・グラデーション挙手
 Yes/Noの2段階ではなく、挙手の角度によって意志を示す。
 短時間で全員の傾向をつかみたいときに有効な手法。
・皆が発言しやすい会議とは?
・3分3回
 3人グループになり、一人が3分話し、他の2人は口を挟まずに心を込めて聴く
 「ファシリテーターには聴くこと・待つことが必要。」
 相手が沈黙しても待つ!沈黙は自分自身を確認している時間でもあり、
 沈黙を破って出てくる言葉は宝物さんご礁かもしれない。

とけい(3時)午後はいよいよ全員がファシリテーターを体験する会議実習を行いました。
自分で考えた議題を一人一つずつ全員の前で発表し、
気になる議題を出した方々と5~6人グループをつくります。
そして1人12分間、自分が出した議題でファシリテーターを務めますマイク
模造紙や付箋紙を使ったり、ホワイトボードをつかったり、
ファシリテーター自身が記録役を務めたり、役を割り振りしたり、
会議の4つの段階[共有→拡散→混沌(分類)→収束]も議題により様々みられました。
サクラ各々学んだことを取り入れながら進め方を探りました。


「ファシリテーターも十人十色。いろいろ見て、多く経験し、
自分流のスタイルを構築してほしい。」と青木さんはおっしゃっていました。
最後に、参加された方の講義ふりかえりシートを一部ご紹介しますよつば
指輪キラキラ講座を受けて、気づきや学び・感想
・心構え、ワークショップの入り方が重要で、その方法の一つを得られた気がする。
 学びは数えきれないくらいある。これからじっくり振り返ってみたいと思います。
・話すことが苦手で、今回の講座受講とても緊張してましたが、
 1日で話すことがだいぶできるようになりました。人生のターニングポイントとなりました!
・キャラのたった青木さんのお話しぶり。印象に残る伝え方、型破りの進行の仕方、
 「ファシリテーション」ってこういうものだと思いかけていた考えがいい意味でくずれて、
 もっと可能性を感じました。
・とてもいい刺激になりました。会議って楽しいというのを再発見しました!
・ファシリテーターをするためには自分自身が自然のまま、相手を話したいという気持ちにさせるゆとりが必要であることに気づきました。まだまだ経験が未熟でいつでも逃げてばかりいますが少し自分も頑張れるかなーと思っています。
指輪キラキラ自分に活かしたいこと
・オリジナルのファシリをめざす!場数を踏む!小さなところからファシリ話をする!
・会議の“雰囲気”づくり。発言できるような環境づくりを心がけます。
 出会った人達とのネットワークを大切に地元に帰って実践します。
・やっぱり聞く、待つ。自分ができていないところです。
・長くひとりで話す参加者への対応のしかた。
・少しづつですが、社内の会議を変えていきたいと思います。
青木さん、講座に参加していただいた皆様、
一緒に学びあい、気づきのある時間をありがとうございました晴れキラキラ