まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2013 9月19日 人を動かす企画

沖縄地域社会ビジョン大学院2013
9月19日 天久ヒルトップ 19:00~21:30
第5回講義 ~人を動かす企画~ 

平良 斗星 氏
(エフエム那覇 代表)


よつば第5回目の講義となる今回は、「人を動かす企画」 と題して、エフエム那覇の代表を務めていて行政に向けての企画提案も数多く経験されている平良斗星さんをお招きして企画書を書く上でのコツ、注意点などを教えて頂きました。
それでは講義の内容を振り返ってみますニコニコ
<講義の内容>
◆企画書を作るうえでの注意点
1.まず誰を説得するのか?→意思決定者を見極める必要がある。
2.問題設定→先方の問題意識の7割は間違っている。「何に困っていますか?」という質問はダメ
3.ヒアリング 事実の積上げ、数字による質問をしていき問題や解決策を見つける。これがないとアイディアは「絵に描いた餅」になってしまう。
  ○質問はシンプルな質問をたくさんする。例、ランチやってますか?お客さんはどれくらい来ますか?などなど。
4.アイデア→そんなにとびぬけたものはでない。(大事なのは質問力。それをまとめる力)
5.企画書の必要要素
 1.タイトル→事業がパッとわかる言葉で
 2.サブタイトル→いわゆるキャッチコピー
 3.目的→○○することで●●を達成するという書き方で、この辺りで読む価値があるかどうかが判断される。
 4.背景理由→(なぜ自分がやる必要があるのか、天の時、地の利、人の和)
 5.企画内容
 6.コスト→売上、プラスマイナス、リアリティ
 7.現状(もう一押しのアピールポイント)
 8.要望 (~をしてほしい)
 9.署名 日付
6.寝かせるのも大事→ボツでもくさらず、天の時 地の利 人の和を待つ。
よつば 本日のワーク:ビジョン大学院のOB、OGの集うカフェの企画書をつくってみようびっくり!!



よつば今回はワークとして、もしも5年後にビジョン大学院の
OB、OGが集まることができて年間250万円の利益があるカフェネットワークが
できていたと仮定して、5年後にそれを実現させるための「企画書」つくってみましたびっくり
講義で教わったところを意識しつつ、250万円の利益を出すには
どうしたらいいのか、コストはいくらか、タイトル名はどうするか・・・など
様々な内容を議論することができ、発表した各グループの内容も
それぞれ個性的な内容になっていましたアップ

よつば最後に今回の講義のみなさんのふりかえりシートの一部をご紹介しますおすまし




今回の講義の講義では「企画書は1枚にまとめる」という言葉のとおり、レジュメが1枚にまとめられていて非常にわかりやすく、すぐに使える実践的な内容でした。 平良さんお忙しい中本当にありがとうございましたびっくり!!

受講生:仲村