日時 9/5 19:00〜21:30
場所 天久ヒルトップ
沖縄地域社会ビジョン大学院2014の講義内容とゼミの様子を報告していきます。
こんにちは。沖縄地域社会ビジョン大学院4期生の中村です。
これから、ブログの更新を担当します。
拙い文章かもしれませんが、よろしくお願いします。
気づいた点や感想等のコメント待ってます。
何も決まらず、時間だけが流れる会議。誰にでもこんな経験あるのでは?
沖縄地域社会ビジョン大学院2014の第1回目の講義は、年齢も職業も違う人達がこれから良い話し合いを行なうために、事前にファシリテーションを学びました。
講師は大学院の事務局でもある、NPO法人まちなか研究所わくわくの副理事長・事務局長の宮道喜一さんです。
《主な流れ》
先ず、円になって自己紹介(全員に発言させる)
空気が暖まったところで、宮道さんが受講生に話題提供。
いやだな〜という話し合いってどんなの?(体験したことがある方、又は多い方を先に話題提供)
☆一人で考え、紙に書く。(書くことで考えを整理させる)
↓
2人ペアになり、意見交換(少ない人数で意見を出しやすくする)
↓
4,5人のペアになり、意見交換(少し人数を増やし、考えを共有)
↓
全員の意見を大きい紙にまとめる(グループとして発表するので、意見が出やすい)
いいね!という話し合いってどんなの?
☆を繰り返す。(このとき交流が生まれるようなるべく別の方と組む)
休憩を挟み、宮道さんに意見が出やすいように意図した点や工夫した点を説明していただきました。上記の()の内容
実践
そして、実際に話し合いをしてみました。テーマは…
”沖縄地域社会ビジョン大学院で大切にしたいこと3つ”です。
4人と5人の2チームに分かれ、チームで5~10個の大切にしたいことを出し、全体で3つに絞ることになりました。
自分の呼んでほしいあだ名を発表し、全員が発言したところで、役割配分をしました。
進行役・板書役・時計役
役割を決めたところで、約15分の話し合いがスタートしました。
まず、1人ひとりが思う大切にしたいことを、4~5分で紙に書いていきました。
13個くらい出てきました。
それをテーブルに張り、なぜその言葉を選んだのかを4~5分発表しました。
残りの時間で似たような意見をつなぎ合わせたりして最終的に7つの意見を出しました。
2チームの意見をホワイトボードに書き出し、それぞれ発表しました。
そこから、自分の大切にしたい3つに印をつけ、多数決で決めました。
話し合いで決めた3つ?
・継続する交友関係
・笑顔で励まし合う
・自主的に行動する&実行に移すための結論を出すという目的意識
基礎スキル
①書く〜聴く〜話す〜待つ
書く → 見える、広がる、残る
聴く → 耳を傾ける、小さな声も、経験の浅い人から
話す⇔待つ → 問いかける、話しすぎない、沈黙を恐れない
②グループサイズのコントロール
話し合うグループのサイズによって、発言のし易さ、発言の機会の数、共有の範囲が変わる
グループサイズ 一人→二人→四人→・・・→全体
発言機会 (多い← ・・・ →少ない)
③話し合いの4つの段階
共有〜拡散〜混沌〜収束
話し合いの場における6つの役割とファシリテーターの役割
①開催責任者(プロデューサー) ②参加者(メンバー) ③提案・発表者(プレゼン担当者)
④進行役(ファシリテーター) ⑤時計係(タイムキーパー) ⑥書記(ノートテイカー)
話し合いの場におけるファシリテーターの役割
①参加型会議の進行役 ②時間内で進行し、参加を促し、会議の到達目標を達成する
③話し合いの手順や、段階を理解して、進行のイメージを持つ ④参加や発言を促す
⑤よく「聴く」 ⑥意見と意見の切瑳琢磨を促す ⑦脱線したら、本題に戻す
⑧中立の立場での進行を心がける ⑨会議を進めるいくつかの手法・道具・議決の方法を使いこなす
これから、ゼミ等の話し合いに活かして行きましょう!!