まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2015 9/12(土)AM ファシリテーション

こんにちは!
沖縄ビジョン大学院5期生の宮城です。
私は現在、沖縄国際大学で福祉を学んでおります。
ビジョン大学院では、★問題に気づく★企画力・行動力UP!★ご縁を大切に を目標に
11月まで楽しんで学んでいきたいと思います!
どうぞよろしくお願い致します♪
さて、9月12日㈯の講義「ファシリテーション」の内容をご報告致します。
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講師:宮道喜一氏(NPO法人まちなか研究所わくわく副理事長・事務局長)
午前中は「ファシリテーションとは」「ファシリテーターの役割とは」を学び、会議や話し合いの場の中での手法を「書く」「決める」事を体験しながら学ぶ をねらいとし、座学での授業でした。
ファシリテーションとは
「参加・発言・相互・交流」そのための主体的な参加の場の進行役
となり、話し合いの場でその役割を担うのがファシリテーターなのです。
ファシリテーターの役割に触れる前に、まずは話し合いにおける6つの役割をご説明致します。
<話し合いにおける6つの役割>
①開催責任者
②参加者
③提案・発案者
④進行役
⑤時計役
⑥初期


ファシリテーターはこちらの④の役割になるわけです。
そしてここでの重要ポイントは、「それぞれの担当は持ち回りにする」という事です。
持ち回りにすることで、全員参加だという意識が芽生え、より話し合いが内容の濃いものになるという事です。
では、具体的に④ファシリテーターの役割とはどのようなものでしょうか。
<ファシリテーターの役割>
・参加型会議の進行役
・時間内で進行し、参加を促し会議の到達目標を達成する
・話し合いの手順や段階を理解して、進行のイメージを持つ
・参加や発言を促す
・よく「聴く」
・意見と意見の切磋琢磨を促す
・脱線したら本題に戻す
・中立の立場での進行
・会議を進めるいくつかの手法、道具、議決の方法を使いこなす
話し合いの中で、だらだらと時間だけが過ぎたり、本題とそれた話題で話が進まなかったりすると、何のための時間だったんだろう?となりますしね。
ファシリテーターはその状態にならないように、気を配る役割となります。そのためにも、雰囲気作り、傾聴、話す、フィードバックをするなどのスキルが必要になります。
私も問題の本質からそれて、結局「何話したっけ?」という場に遭遇した経験があるので、
話し合いが円滑に進むためにも、ファシリテーターという役は本当に大切だなと実感しました。
そして、みんなで考えた「望ましい話し合いの場」として挙げられた次の事をビジョン大学院のグランドルールとして
今後講義・ゼミを進めていく事になりました!

<ビジョン大学院のグランドルール>
*問題意識をハッキリ!
*楽しい場、雰囲気で!(常に笑顔~キープスマイル~)
*意見を尊重しながら聴く
*否定しない
*笑顔
*あいづち


いい雰囲気で、たくさんのアイディアが出て、変化が起こればいいですね!
今回は午前中の座学で学んだ事を活かし、午後にゼミ形式で話し合いを実践しました!
その模様は次回の記事に続きます~