沖縄地域ビジョン大学院5期生、学生サポーターの我那覇百合香です。
問題設定力、企画力、ネットワーク力を高めるため、大学院で色んなことを吸収していきたいと思います。よろしくお願いします。
さっそく9月12日土曜日、第1回ゼミが行われました。
進行:宮道喜一氏 (NPO法人まちなか研究所わくわく副理事・事務局長)
3つのグループに分かれ、沖縄の問題点を個人でポストイットに書き出し、重要度と緊急度の軸を設定した紙に、個人で書いた問題点をグループで話し合い、配置していきました。
その後、皆んなで課題を共有し、地域のつながりの希薄化、教育問題、貧困、交通マナー(自転車等)、基地問題、環境問題など、様々な課題がでてきました。
グループでの話し合いでは、貧困という問題でひとり親世帯の増加や、雇用問題など沖縄だけの問題ではなく、全国的にも問題であることを再確認しました。この貧困問題をどのように解決していくのか非常に難しい問題だと感じました。
自転車マナーに関しては、ビジョン大学院に通うほとんどの学生は自動車を持っています。自動車を運転している際に自転車のマナーが悪くヒヤッとした場面があったりと、自転車マナーの改善が沖縄では必要なことであるといった意見がありました。
私自身も自動車を運転している際に交通ルールを守らない自転車を何度か見かけたことがあります。交通ルールを守らないことは大きな事故につながると感じ、自転車マナー等の改善策に興味を持ちました。
また、沖縄はユイマール精神など、他の県に比べても地域のつながりが強いという印象が私の中ではありました。ですが、グループワークを通し沖縄県もまだ地域のつながりが薄く、孤独感や不安感を持ったお年寄りや地域の人々がまだまだ多くいるのが現状にあることを知りました。このような、不安感、孤独感を地域のつながりで取り除いて、より明るい沖縄にしていくことが必要ではないかという意見もありました。
次に、グループで沖縄の問題点について話し合ったことをふまえて、問題意識が近い人同士で、グループに分かれ、ゼミのグループを決定しました。
今回、3つのグループに分かれ企画書を作っていきます。
テーマは
「脱貧困連鎖教育」
「繋がりを作る拠点づくり」
「自転車マナーについて」
私は、今回 「脱貧困連鎖教育」のグループで企画書を作成していきます。
貧困が格差を生み格差のため生活水準が下がり、そのことにより貧困層に生まれた子供は教育が十分に受けられずまた貧困を生む。といった貧困の連鎖が続き自ら貧困から抜け出すことが困難になっている現状があります。
私たちは貧困から抜けだすことは教育の向上にあるといった考えになりました。貧困にならない教育、貧困から抜け出す教育をお金があるからといったことは関係なく、平等に教育現場から貧困の連鎖を断ち切ることができる教育を行う必要があるのではないかということを話し合いこのようなテーマで企画書を作成していきます。
各グループ、気合いが入っており、どんな企画書ができるか楽しみです。
最後に、今後のゼミをリードしてくれるゼミ長、副ゼミ長を決めました。
立候補で
北村さんがゼミ長、
ちえさんが副ゼミ長を務めて下さいます。
今後のゼミも楽しみです。