まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2015 9/18(金) 民間と行政の協働

こんにちは
沖縄地域ビジョン大学院5期生の玉那覇です。
とにかくたくさん知る!多くを吸収しながら11月まで頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
今日は9月18日の講義「民間と行政の協働」の内容を報告いたします。
講師:島村聡氏(沖縄大学人文学部福祉文化学科准教授)
協働とは何か
どのように協働して仕組みづくりを行っていくのか
委託や補助といった方式の限界を越えて、社会事業として成立させていくにはどのような工夫が必要なのか

この3つについて考えていきました
協働とは”お互いが相手のために働く”
つまりwin winの関係を作るということです
企業のメリット 地域住民のメリットから共通するものを探し、つなぎ合わせていく
例:企業の社会貢献 那覇市のアシスト収集など
どのように協働して仕組みづくりを行っていくか
例:行政発想の協働の流れ
発想→プレイヤーにニーズ投げ→提案と戦略協議→実施→成果の共有→プレイヤーにニーズ投げ→提案と・・・
といったサイクルを繰り返していく
このサイクルで大切なのは
ニーズ投げで人脈・ネットワークを生かすこと
提案と戦略協議で各々の特性を生かすこと
実施の中で委託・補助・協定を進めていくこと
成果の共有で次のニーズへの対応協議をすること

そのためには
しっかりとしたアイデア、具体的事業性、しっかりとした成果、持続性が必要になる
委託や補助といった方式の限界を越えて、社会事業として成立させていくにはどのような工夫が必要なのか
パートナーのニーズ投げに対して別の視点や発想の転換でwin winの関係を作り出す
パートナーの業界で解決できない課題を異なる業界とつなぐことで解決に導く
例:中核ネットワーク 
自分が知らないことを多く知ることが出来る講義でした。
最後にはワークショップがあり、そこでは3つのステップで意見を出し合いました。
・step1アイスブレイク
・step2行政課題との絡みを探す(自分の構想を語る→メンバーの意見を聴く→自分の構想と行政課題の絡みを探す)
・step3地域資源のヒントを出し合う(自分の構想に使える地域資源を上挙げる→メンバーの意見を聴く→地域資源の活用可能性をイメージする)
行政課題は山ほどあると思う。
でも、うまくつなぎ合わせることが出来れば解決につながるものも多いのではないかと感じました。
色々な視点から問題を見ることが大切だと実感した講義でした!