まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学2016 7/2(土) ゼミ①

こんにちは♪
沖縄地域社会ビジョン大学院6期生の金城です(^_^)
さっそく7月2日土曜日に第1回目のゼミがおこなわれました。 
進行:宮道喜一氏(NPO法人町中研究所わくわく副理事・事務局長、ファシリテーター)
まずは最初に、宮道さん進行のもと、今日のゼミで行うこと(決めなければならないこと)である以下の4点を確認しました。
①チーム分け
②課題(テーマ)
③各チーム企画作りスケジュール立て
④全体でのゼミ長・副ゼミ長



そこで、いきなりチーム分けをするのではなく、まずはお互いの問題意識を知ることを目的として、3つのグループに分かれそれぞれがおもう沖縄の問題点をポストイットに書き出すという作業を行いました。個人で書いた問題点を、みんなで話し合いながら重要度緊急度の軸を設定した紙に配置していきました。
 私のグループでは、米軍関係の事件などといった基地問題関連のことや、ヤンキーの居場所作りや家庭環境による教育の格差などの教育関連の問題をはじめ、大学生の奨学金制度の闇や最低賃金の低さがあげられました。さらに、離島の若者離れや観光施設の入場料が高い、ジェットコースターの設置など幅広い分野で問題点が見つかり、自分では考えたこともないような問題点を知ることができました。
 話し合いの場では、例えば教育に関する問題点においても、ヤンキーの居場所をどう作るのかであったり、子供の学力の低さ、家庭環境による教育格差など、それぞれ一つずつあげた問題もお互いに関わり合っているという発見もありました。また、自殺率が高いという問題点に対して、発達障害の方は普通の人よりも10%も高いという話を聞き、とても興味深い話だと感じました。

次に、3つのグループでそれぞれ考えたことを出し合って、自分が最も「沖縄の地域社会からなくしたいこと」とその理由をひとりずつ考え発表しました。中心市街地の過疎化や経済と観光の両立、自殺を止めるなどといったそれぞれの問題点がある中、私は「子供の貧困」をいま自分が一番気になる問題としてあげました。その理由としては、学びたい意志があるのにお金がないからという理由で学べない子供たちがいることの不平等さは改善すべきだと思ったからです。
その後、学生が主体となり、それぞれの問題を関連づけて問題意識が近い人同士でグループに分かれて3つのグループを決定しました。
☆ゼミのテーマ☆
①『貧困と肥満』
②『沖縄市中心市街地過疎化』
③『地域の関係希薄化改善(仮)』

今後のゼミでは3つのゼミでそれぞれ企画書作りをおこなっていきます。
 私は今回、「貧困と肥満」のチームで企画書を作成していきます。私たちのグループでは、子供の貧困という問題点については様々な問題点が絡んでくるため、まずは方向性をきめようという話になりました。そこで、一見、つながりのなさそうな「貧困」と「肥満」が実際には密接に関わってくるという意見から、生活習慣の改善で貧困と肥満の両方問題を解決できるのではないか?という考えやそのほかにもいろいろなアイデアがでてきました。そのような意見やアイデアをこれから試行錯誤しながら「貧困と肥満」というテーマについて企画書作りを頑張っていきたいと思います。
最後に、今後のゼミのまとめ役として
ゼミ長にあきなさん(写真左)、副ゼミ長に内間さん(写真右)が務めてくださることになりました。
よろしくお願いします<(_ _)>

受講生:金城