まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2016 8月6日(土) 人と自然の共生を目指す30年の取り組み

こんにちは!
沖縄地域社会ビジョン大学院 最後の講義は、
講師に田中啓介(じょりぃ)氏を招いて行いました。
講義タイトル
「人と自然の共生を目指す30年の取り組み」
~ホールアース自然学校の事例から~

ホールアース自然学校は、
1人1人が「人・自然・地域の共生する暮らし」の実践を通じて、感謝の気持ちと誇りを持って生きている社会
を目指し、これまで約30年間事業を展開・継続してきました。
田中氏のホールアース自然学校での取り組みや経験談などをもとに、
これまでどのように継続して事業を行ってきたのか、事業展開で大事なことは何か
について学びました。
その講義内容を、少しご紹介しますキラキラ 



ホールアース自然学校さんの取り組み
①自然体験プログラム(教育旅行・キャンプ・エコツアー・企業研修)
②企業・行政との協働(人材育成・自然×観光・施設運営)
③里地・里山の保全活動(有機農業・山林整備・獣害対策)
〇課題設定×時代背景(ニーズ)
→取り組んでいる課題や事業が時代に合っているか、ニーズはあるか。
それがマッチすることで事業性が出てくる。
理念を持ち、時代に応じて理念を疑う。そのために、時代の中にちゃんと居続け、時代の波にもまれることが大切


〇人が集まってくる仕掛け
情報発信
→人を集めるために、持っている情報を発信していく。
経験、ノウハウをオープンにすることで世間に広げる。
人材育成
人が育つ場を作ることで、人材育成をしていく。
多様に動ける人材が育つことで、人が集まる。
人を大切にすることで、結果として、情報発信に繋がっていた。
集るきっかけ
→人は理念、道徳より、楽しいことに集ることが多い
楽しいことを考える、ワクワクする入口を設定して、敷居を低くする。そして、体験から、考えるきっかけにしていく
そして、人が集まるからこそ事業性が高まっていく。


大変学び多く、考えさせられる講義でしたが、じょりぃさんが話し上手で、大変楽しい講義となりましたニコニコ
この講義の教えのように、時代を掴んだ課題設定をして、ワクワクした楽しい情報発信していくようにしていきたいです♪赤