まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2016 8/20(土) 企画提案最終提案発表と修了式

これまで約2か月の間学んできた最後は、企画提案最終発表です。
12の講義、6回のゼミを経てブラッシングをかけてきた企画を、各々のチームの想いを交えて発表します。



チーム BreackFast 
「Let’s Cooking♪うまい!安い!朝ごはん!!」
~将来の肥満を予防するために、いま朝ごはんを食べる!~


 貧困と肥満の改善をテーマに取り組み、早い内から生活習慣について学んでもらおうと、特に朝ごはん作りに着目し企画。沖縄県の貧困率と肥満率が日本1位、貧困率と肥満率は比例するというデータをもとにして、貧困による生活習慣の乱れが将来の肥満につながると考え、それを防ぐためにはまずは朝ごはんをしっかりと食べて生活リズムを作ることから始めようということで「子ども達にでも簡単に作れる、安くて美味しい朝ごはん作り」を企画しました。
3人がそれぞれ考えた朝ごはんのレシピを、森の子児童センターの子供たちに協力してもらい、実際に作ってもらいましたピース
チーム ちゃんぷるー 
「本が紡ぐ親子のストーリー育成事業」
~子どもの聴く力・話す力を醸成するために~


 親子が本を通じてコミュニケーションをとるためのきっかけづくりの場を提供する企画。
自治体によって3歳児健診などの時にブックスタートがあるが就学するまでの間は各家庭に委ねられているだろうということからイベント的なキャンペーンを通して親と子にアプローチをする。
そこで、本にフォーカスした読書と向き合えるin南城市ツアーを提案。ツアーは南城市を巡り本にまつわるワクワクする出来事が起こり、五感で楽しめるプラン。重要なのは翌日のフィードバックを行うこと。意見を交わし刺激になって、翌日から読み聞かせを通して親子で同じ体験・共有できる場面が多くなることに期待ニコニコ
チーム ふんわり仕上げ 
「住民主体によるパークアベニュー滞在時間増加プロジェクト」
~パークんちゅよ!本を持って、まちに出よう~


 中心市街地の過疎化をテーマに、沖縄市のパークアベニューに焦点をあてた企画。市立図書館の移設や2車線通行などパークアベニュー再開発が計画されていることを受け、まちの再開発後の環境美化・緑化維持活動に地域住民を巻き込んだプロジェクトを行い、「本を持ってまちに出る、座って読める」「緑で涼めてお店に行ける」「垣根のない多様な人の交流が生まれる」通りとして歩行者増加、滞在時間増加を目的としている。
その第一歩としてパーソナルサポート(就労準備支援事業)と協働した美化活動を行い、通り会の負担を減らしながら、社会とのかかわりに課題がある方の地域交流の居場所づくりの一環として事業を行うというプロジェクトピース
どのチームも中間発表の時よりも磨きがかかっていて、発表を聞いていて実現してほしいと思いましたびっくりびっくり
地域社会ビジョン大学院で学び始めて、地域への見方が変わりました!地域にはどんな人がいて、どんな困ったこと・不(不安・不満)に思っていることがあるか、私達だったらどう導くかを考える機会になりました。普段生活していて、「こうだったらいいのにな」と思っていても発言するまでには至らなかったり、話す場が無いと考えることもなかったように思います。2か月の間の色々な学びで、私が思うことは他の誰かも思っているのでは?と万人にうけるような完璧なものでなくていい、積極的に関わることの大切さを学びましたふたば

そして修了式。
主催のまちわくさんより、これまでの時間をスライドで振り返りました。


発表の日、各チームのメンバー全員が揃ったことを嬉しく思います。この日のために練った企画発表の後の修了書授与と打ち上げはすごく達成感があって嬉しかったですね音符オレンジ♪赤


お世話になりましたまちわく様、講師の皆様、OBOGの皆様、支えてくれたすべての方に感謝します。ありがとうございました!
皆様お疲れ様でした♪
また会いましょう(^0^)

沖縄地域社会ビジョン大学院2016 6期生
照屋、中根、金城、比嘉