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沖縄地域社会ビジョン大学院2017 7/1(土) 人を動かす企画力

こんばんは~沖縄地域社会ビジョン大学院7期生の松本です。
第2回目の講義は、「人を動かす企画力」についてでした。

講師:平良斗星氏
(株式会社エフエム那覇取締役会長、公益財団法人みらいファンド沖縄副代表理事)

日時:2017年7月1日(土)
場所:有料老人ホーム天久ヒルトップ「地域交流室」

本講義の目的は、「問題設定、調査といった企画書を書く前にやるべきこと、企画書を書くポイントなど必要要素を学ぶです。では早速企画書の書き方のコツを伝授したいと思います。
まず企画書を書く前に注意すること!
①誰を説得するのか②問題設定③徹底したヒアリング
①誰を説得するのか
企画書をまずだれに提出するのか、その人は意思決定者なのか見極める!
具体的に言うと部長なのか課長なのかそれぞれの役職によって企画書に必用な情報は変わります。
②問題設定
課題に対して、その本質を理解しているのか見極めることが大切!本質からずれていないか慎重に慎重に判断していきます。
③徹底したヒアリング
調査し、事実の積み上げいきます。数字など具体的になぜそうなっているのか丁寧に調べます。
次は本題の企画書に書くべき内容についてです。
タイトル
 事業がパッと分かる言葉で
サブタイトル
 いわゆるキャッチコピー、色気
目的 
 企画書の中で一番重要な部分です!
 「・・・することで・・・を達成する」というふうにできるだけシンプルに書きます。
④背景理由 なぜ自分がやる必要があるのか
 天地人で絶好のタイミング、条件もそろっている、人もいるということをアピールをします!
⑤企画内容
⑥コスト
⑦現状
⑧要望
⑨署名・日付・守秘義務の範囲
以上になります。
企画書の必要要素を学んだ後は実際の企画書をつかい、アウトプットを行いました。
『環境保全に関する企業のCSR企画』であるNPOが投資を受け事業が成立、
少額ではあるが配当も発生しなくてはいけないビジネスで、それはどんな企画なのか
グループごとに考え発表しました。
私たちのグループは
タイトル「浜比嘉のパワースポットを利用した環境保全」
サブタイトル「中部の神の島へ行こう」
出資者は旅行会社で、このビジネスの顧客は観光客(県外企業)、県内の人も対象としています。
地域旅行会社が組んでこのビジネスを成功させた。事業の内容は、浜比嘉の空家等利用しながら観光客に沖縄の古きよき日を堪能してもらう、子宝の神として知られている
シルミチューパワースポットなども目玉にしつつ誘客をしていくというものでした。
→今回の反省点はタイトルと企画内容が少しずれていて分かりにくいことです。

また、授業では企画書書き方のほかに、パワーポイントを利用したプレゼンテーションのコツも伝授していただきました。事前準備が本当に大切で、企画内容を骨まで染み込むまで理解する!
大学のほうでもレジュメを作成してプレゼンをすることはあるのでプレゼンのコツはすごく勉強になりました。ていねいに事前準備を重ねていきながら、自分が理解するまで物事を追求していきたいと思います。
これからビジョン大学院でも自分たちで問題設定しその課題解決のために
企画書を書いていくので今日学んだことを余すことなく活用していきたいと思います。
本日はお忙しい中本当にありがとうございましたハート

受講生:松本