まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2017 7/22(土) フィールドワーク

皆さん、こんにちはおすまし
ビジョン大学院7期生の金城です。
講義:フィールドワーク
講師: 上原 廣保 氏 (若狭2丁目自治会 会長)
   宮城 潤 氏 (NPO法人地域サポートわかさ事務局長 兼 那覇市若狭公民館館長)
   小阪 亘 氏 (NPO法人まちなか研究所わくわく 代表理事)

今日はOBOGの方も一緒に参加し
海抜の低い若狭地域における津波・防災について考えました。
今回の講義のメインテーマは...
『イザというときの減災に向けて、
平常時どの様な取り組みを行えばいいか。』


テーマを考える前に
若狭地域について情報を提供してもらいました。
若狭地域の特徴として...電球
①自治会活動が活発だが加入世帯が少ない
②昼間と夜間の人口構成や比率が異なる
③土地勘がなく言葉の壁がある観光客が多く滞在している
④独居高齢者や外国人等、地域孤立している人が多い
等があがりました。

加えて
若狭小学校区津波避難所箇所一覧地図が配布されました。
若狭小学校と那覇中学校は津波非難箇所から外れ
松山公園が第一避難所となったそうです。コレ!

提供された情報と避難所一覧地図を参考に
5グループにわかれ
減災向け、平常時取り組めることを考え
実際に若狭地域を歩き・調査しました。
私たちのグループでは減災に向け、ターゲットを外国人に絞りました。
若狭地域のコンビニでは4、5名の外国人従業員がいるという情報を元に
①外国人観光客との言葉の壁を乗り越えるため、若狭地域に住む外国人と連携で防災を呼び掛けることができないか?
②誰でも来店しやすいというコンビニのメリットを活かし、公民館と防災の情報の共有をできないか?

という意見があがり、コンビニで聞き取り調査をしました。


すると驚くことに...
避難所のことはもちろん公民館の存在を知らなかったと返答がありましたびっくり!
そこで!!!
外国人観光客×コンビニ×公民館
という地域資源を活かし新しいネットワークを築いて減災をする。
そのためには、平常時公民館とコンビニで情報を共有することが大事である
と私たちのグループの意見はまとまり発表しました!
自画自賛ではないですが、なかなかいいアイディアでは?笑あしあと黒

そのほかのグループでは...


・旭ヶ丘公園魅力化プロジェクト
・集中しないような避難
などの意見がありました。

地域課題解決のために
実際に現場を歩き・調査する
数字やデータだけではなく、実際に目で見て肌で感じることが大切だと改めて感じた講義でした。
受講生:金城