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沖縄地域社会ビジョン大学院2017 8/5(土) 地域経営と政策立案&地域資源を活かすコーディネート

沖縄地域社会ビジョン大学院2017・7期 受講生の諸見です。
最終講義のライターです。よろしくお願いいたします。
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今年度は琉球大学との共催で行われ、最終講義には、島袋純先生にゲスト講師として来ていただきました。
日時:2017年8月5日(土)10:00~12:30
場所:琉球大学研究者交流施設・50周年記念館
第1部 地域経営と政策立案

政策立案能力基礎プログラム

      島袋 純 氏

(琉球大学教育学部教授)

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第2部 地域資源を活かすコーディネート  
    ~産学官民連携の事業事例から~

宮里 大八 氏

   (琉球大学地域連携推進機構特命准教授)
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沖縄地域社会ビジョン大学院2017最終講義となりました。
本日の講義では、第1部 地域経営と政策立案、島袋純さんから講義をしていただき、一括交付金や沖縄の高率補助の課題、議員制度の問題、行政と地域住民による協働についてのレクチャーがありました。


地域経営と政策経営
~自治会にとって何が必要か~
~議題発見の難しさ 議会改革~

これまでの沖縄振興の問題
沖縄の自治~事例研究~
今、自治体に求められていること
今、私たちに求められていること

地方自治における政策の立案と実施のあり方に大きな転換
が要求されている。
100年に一度の長期的かつ抜本的な改革の時代に入った
と言われている。

等のお話を伺う事が出来ました。
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第2部、コーディネート活動や産学官民連携を促進するためのファシリテーターとしての役割など、事例やグループワークを交えての講義でした。



コーディネーターは何をする人?
コーディネーターの仕事
沖縄を変える若者の取り組み
行動(ムーブメントを)興すには
新たな「産学官民連携」のあり方
求められる「住民参加」のあり方

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黄かりゆしウェア産学連携のイメージ映像や、地域資源活用型ベンチャー
  企業や琉球大学ブランド商品の紹介がありました。

赤かりゆしウェア琉球大学の商品数点が持ち込まれ、その出来栄えの良
  さを実際に見る事が出来ました。

沖縄の資源の有効活用の紹介は、レトルトカレーや泡盛など。カレーの箱は、意外性があり、泡盛の箱は、発想の転換からの工夫は、商品が親切な紹介で分かりやすく、尚且つ、おしゃれでした。
若葉マークお話を聞いているうちに、私たちにもチャンスがあるのかもと感じさせられました。

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今、自治体に求められていることは、
自立的自治確立のための理念の確立と浸透
新し公共性の創造と社会関係資本の形成
自治体の目標達成型の経営への転換
役割分担・協働関係の構築
その担い手の育成
今、私たちに求められていることは、
政策の効果を問うこと。
どんなに優秀な人でも一人では出来きれない。
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住民の主体性が鍵となっている。

私には、そのように感じられた講義でした。
一括交付金の要綱に沿った使い方では、沖縄の風土には合っていないのではないか。
交付金があるがゆえに、型にハマった使い道での事業をこなすのみとなってはいないか。
沖縄に関わる一人ひとりが、疑問に思った事を意見として提案していく事が、
社会人としての役目ではないかと感じた内容でした。

沖「地方自治における政策の立案と実施のあり方に大きな転換が要請されている。」のだと。縄
<受講生:諸見>