みなさんこんにちは
いよいよ最終発表当日となりました
各グループの9週間の成果はどのような形になったのでしょうか．．．
では、各グループの企画内容をみていきたいと思います！
グループ名：ちーむなんじぃ
「自治公民館空きスペース活用事業」
～中高生にとって居心地のいい「たまり場」へ～

　南城市の津波古自治公民館では、自治会加入率の低下と会員の高齢化が進行し、地域活動を担う人材の後継者の確保に苦慮しており、特に中高学生の自治会活動の参加が見られない現状です。
　一方で中高生は自宅から徒歩で通える学習の場がなく、不自由しています。
　
　ちーむなんじぃでは、「自治会は中高生の公民館利用を望み」、「中高生は学びの場を求める」というニーズのマッチング事業として、自治公民館の空きスペースを学習室として解放する企画を考えました。中高生が公民館利用を通して、地域の方と顔が見える関係を築き、自治会活動へ参加するきっかけとなるような居心地のいい「たまり場」を目指します
　
　今回の企画では、佐敷中学校の定期テスト前の約一週、津波古公民館の空きスペースを学習室として解放する企画となっています
　
グループ名：ハイジとゆかいな仲間たち
「車を持たなくても暮らしやすい社会」
～小禄地域に住む人がバスで移動したくなるマップ作製～




　わかりやすいバスマップを作成し、少しでもバスとの距離を近づけるための企画です。
沖縄県は、車台数に占める一人乗りの台数が92％と高く、特に那覇市の道路混雑状況は大都市圏並とも言われています。
その効率の悪い交通状況の一つの理由として、
充実したバス路線の見にくさが、公共交通が上手く使われていない原因だと考えられます。
そこで、那覇市小禄をモデルにした、小禄を通る
3路線に絞ったわかりやすいバスマップを作製することにしました。
バスの始発から終点までを周辺の施設やお店の情報を掲載することで、バス路線周辺を把握してもらい、バスで行ける所にはバスで行くことで、移動手段を車からバスにシフトできると考えました。そこで、今回は「小禄地域に住む人が使いやすいバスマップ」を企画しました。
実際に、バスマップの現状を手にとって把握しました。そこで、情報が多いバスマップが見にくいことをグループで共有しました。また、小禄のまち歩きや首里のまち歩きをしたことで、周辺施設やお店を絞り、小禄の人が使いやすいバスマップのモデルを示すことが出来ました。
グループ名：わっか
「ネパール人と地域をつなげる防災イベント」
～ゆるーくつながるWIN-WINの関係づくり～


　防災イベントを通して、那覇西地域在住ネパール人と地域がつながるきっかけを提供する企画です。
①那覇西地域では、海抜が低いこともあり、NPO法人地域サポートわかさを中心に、地域防災に取り組んでいるが、外国人に対する啓発は思うように進んでいない。
②近年外国人労働者が急増しており、那覇市内に住んでいる外国人の1/4がネパール人である。
①②の現状を踏まえ、今回は近年急増しているネパール人に着目し、取組によって那覇西地域における在住ネパール人との交流を図り、防災への意識向上、ひいてはお互いに助け合いが出来る関係を目指します。
イベントの第一弾として、10月中旬に那覇市で行われる防災訓練について、那覇市と日本語学校と私たち共同で企画していく予定です。
今回の企画を通して、わっかチームは、色々な方面で活躍している方々とつながることが出来ました！在住ネパール人の方もこんな風に今後のイベントや取組を通して地域の方とだんだんつながって顔見知りの関係が築けるといいなと思います、、、。

中間発表の際は課題の設定が甘いと指摘されましたが、「そもそも、なぜ必要なのか」と言うことを考え続けた結果、どのグループも中間発表の時よりも磨きがかかっていて、企画を実現してほしいと感じました

　
　
　あっという間の9週間が過ぎました．．．
　僕（金城）にとってのビジョン大学院2017の9週間は、自己分析と進路について見つめ直す貴重な機会になりました。
　講義やゼミ、社会人の方達との会話を通して、新しい知識や視点を手に入れることができたと同時に、本当にやりたいと思えることについても再確認することができました。
　ビジョン大学院でやりのこしたことは、僕自身の名刺を渡すことができなかったことです（笑）名刺交換をしている姿がとても羨ましく思えました！
　希望の進路先に無事進めるように残りの大学生活を精一杯過ごしたいと思います。無事就職が決まった際には、僕の名刺をみなさんに届けにいきたいと思います

皆さん、本当にありがとうございました！
また、お会いしましょう