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沖縄地域社会ビジョン大学院2018 7/13(金) 市民調査論

市民調査論


みなさんこんにちは沖縄地域社会ビジョン大学院8期生の伊禮門ですひよこ
本日(7月13日(金))は市民調査論の講義が琉球大学にて行われました鉛筆
今日の講師は濱里正史さんでした!
濱里さんは公益財団法人沖縄県労働者福祉基金協会総合コーディネーター、沖縄県 就職・生活支援パーソナル・サポート・センター生活困窮者自立支援事業総括責任者 兼 主任相談支援員を務めている方です。為になるお話たくさんしてくださいましたピカピカ



今回学んだことを私なりにまとめてみました!ぜひ読んでくださいふたば
講義
ねらい:市民が社会問題を見定めるための調査方法や、アンケートなどを読み解くポイント等について学ぶこと。
そこで今日は市民調査論のエッセンス(入門)を学びましたの~まんじゅう
まず初めに言っていたことは、新聞やマスコミ、ウェブ上の情報を鵜呑みにしないこと!注意して見ること!
見る側が気を付けなければならない。おや?おかしいなと思ったら、疑って調べるクセをつけること。
グループワーク
講師の話を聞いた後に各グループで身近な問題について話し合いをしてグループ別に発表しました。
お題は、「こんな時、誰に何を聞くか?」
①最近増えてきた外国人の方たちと地元住民たちとの交流を図りたいがニーズも含めて何をどうしていいかわからない。
②子供の孤立が気になる。居場所作りやイベントを企画したいがニーズも含めて何をどうしていいかわからない。
③障がい者の支援について、公的なものだけでは不十分ではないかと思っている。民間・市民として何ができるのかから知りたい。

この三つのお題の中から、私たちのグループは②を選び、子供たちの放課後の居場所にどのようなものを提供すればよいのか、について話し合いましたおすまし
話し合った結果、公民館をもっと地域に浸透させる、子供を身近で見ている教師などに子供が興味を示しそうなものを聞いてみる、子供に直接質問してみるといった答えが出てきました炎


先生が話されていてことの中で一番印象に残っている話を紹介します。
行政が問題を見つけ、対策に乗り出すには時間がかかる、という話の例として、「沖縄の子供の貧困問題は、大学の先生が国勢調査を行った結果で、以前から分かっていたが、実はあまり問題視されていなかった」ということです。
このような現状があるため、私たち市民からも積極的に問題を発信していくことが大切なんだそうです。
さらに、思い込みと思われないためにも私たち市民も根拠(基礎的な知識)を身に着けていかなければいかなければならない。
社会は常に変化していて、問題も変化していく。私たちはその変化にも対応していかなければならない。
このような市民調査において私たちが日頃感じたりするモヤモヤ、引っかかりを声に出すことがとても大切なんだそうですパンチ!
この講義は今後のゼミでの調査をする際にとても役立ちそうだと思いましたニコニコ
本日は為になる講義をしてくださって本当にありがとうございました!!

受講者:伊禮門