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沖縄地域社会ビジョン大学院2019 8/1(木) 「子供は人間の原点だ」

🧒 「子供は人間の原点だ」
こども心の大切さに触れる映画祭KIFFOの取り組みに学ぶ
👪
日時:2019年8月1日(木)
場所:天久ヒルットプ「地域交流室」
みなさんこんにちは!
地域ビジョン大学院9期生の比嘉です!

今日の講義は 「子供は人間の原点だ」こども心の大切さに触れる映画祭KIFFOの取り組みに学ぶ」です!
講師として
宮平貴子
さん(株式会社ククルビジョン代表取締役、映画監督・プロデューサー、KIFFO映画祭ディレクター)と
宮城潤
さん(NPO法人地域サポートわかさ事務局長兼那覇市若狭公民館館長)に来ていただきました!

講義の狙いは、こども映画祭in沖縄<KIFFO>の取り組みから、「子供視点を大事にする」「子供の主体性を尊重する」ことの大切さと、子供を中心とした社会づくりについて学ぶです。
ではさっそく、講義の内容に入っていきます!
講義の導入で、宮平さんの自己紹介を兼ねて、これまでどんな取り組みをしてきたかを紹介してもらいました!
宮平さんは、大学在学中に映画のカメラ助手をきっかけに、長編映画の世界にのめりこみ、撮影、編集などの経験を得て、なんとご自身で映画を作られました!!その映画は「アンを探して」というもので、なんと、シンガポールの新人映画祭で邦人初の最優秀監督賞・最優秀作品賞を受賞されました。
その後、株式会社ククルビジョンを立ち上げ、そこでも様々な映画を作成し、多くの賞を受賞しました!
次に、今回の講義のキーワードであるKIFFOについて説明してくれました。
KIFFOとは、こども国際映画祭in沖縄の略で、毎年11月に那覇で行われる3日間の映画祭のことを言います。その目的は、小さい頃の多感な時期に、映画を通じて世界を感じてほしいというもので、幼稚園に通っていているお子さんでも家族と一緒に見られるように海外作品には日本語字幕を付け、経済的負担が少ないように500円で鑑賞することができます。
そしてKIFFOのもう一つの魅力は、こども審査員とこどもボランティアスタッフが様々なことに挑戦しながら映画祭を作り出す経験です!
KIFFOは以下の3つを大事にしていて、
①映画はココロの栄養だ!
②みんな違って当たり前
③子供は人間の原点だ

ゆるく・楽しく・キフォるを活動方針に、いろんな人の笑顔を(幸せ)がふえるえる社会
を大きな目標としています。
上映された映画のグランプリを決めるのは、こども審査員で、受付や司会者、照明や技術的なこと、映画祭スタッフも子供たちが担当しています!
宮平さんは長年この取り組みを行ってきて感じたことは、「こどもは人間の原点だ」ということだとおっしゃっていました。
子供のころに経験したことは、大人になっても重要で、人格を形成するのに大きな影響を与えるものだと私は考えました!

講義の後半では、宮城さんが館長を務める那覇市の若狭公民館の取り組みについて説明してもらいました!若狭公民館ではうみそら上映会や、フルムーン英社会、防災キャンプなど、様々なイベントや講座を開講していて、どの取り組みも地域住民のニーズに合わせたものになっているようです!
今回の講義は、宮平さんや宮城さんたちが行っている事業はどれもこどもが主体で、子供のころの経験が大人になっていかに大切になっていくかを考えさせられるものでした。
宮平さん、宮城さん、本日は講義をしていただき、ありがとうございました!🙇‍♂️

<受講生比嘉>