今年度(2025年度)、まちなか研究所わくわくでは、5市町村社会福祉協議会へのアドバイザリー業務を実施しています。そのなかで、浦添市社会福祉協議会では、社協CSW・ボランティア担当のための参加の場づくり研修として、全6回のファシリテーション研修を予定しており、7月に2回目の研修を行いました。
○第2回 ファシリテーション研修 ー参加の場づくりと進め方ー
話し合いの3つのデザイン
・日時 2025年7月7日(月)13:30~16:30
・場所 浦添市社会福祉協議会 研修室
・講師 宮道 喜一(NPO法人まちなか研究所わくわく 代表理事 兼 事務局長)
・参加 浦添市社会福祉協議会12名
第2回研修は、宮道より、話し合いの3つのデザイン(プロセスデザイン・場のデザイン・プログラムデザイン)のレクチャーを行いました。
レクチャー後、2グループに分かれ、実際に浦添市社協職員が参加している会議体の準備をどのように行っているのか、3つのデザインで整理し、改善点について話し合いました。
参加者アンケートの一部をご紹介します。
「これまで、感覚で捉えていたことが【「拡散」→「混沌」→「収束」】と、言語化されたことで、参加者の意向を出しやすくする工夫やまとめの工程の裏付けが自分の中で整理ができました。」
「会議の前の事前準備が重要だと気づいた。また他関係機関からCSWに求められている事が整理できた事や、役割認識のズレもあることがわかった。」
浦添市社協では、年間を通して、浦添市の現状を踏まえたファシリテーション研修を実施していきます。
まちなか研究所わくわくでは、市町村社協に合わせた人材育成研修のほか、地域福祉計画や社協組織内計画の策定支援や社協内の地域福祉推進体制構築、災害対応体制整備等の支援を行っています。各市町村社協の状況に合わせ、単発の研修等も実施していますので、ぜひご相談ください。