シチズンシップ論
場所:琉球大学地域国際学習センター301
日時:2019年7月14日(日)
みなさんこんにちは!
地域社会ビジョン大学院9期生の比嘉です!
今回の講義はシチズンシップ論です
講師として川中大輔さん
(シチズンシップ共育企画代表・龍谷大学社会学部専任講師)
に来ていただきました
講義の狙いとしては「市民」として社会に関わること、「市民」としての意識と行動力とは何かを学ぶことでした。
最初は川中さんの新聞記事の朗読から始まり、講義全体としては「市民になるということはどういうことか」ということを学びました!!
そもそも市民とは、
・社会メンバーとして、社会に必要、または望ましい、または善きことと思われることを自律的に行う志向性を持つ人々。
・自治に参加する志向性を持つ人々。
・社会的に排除されていて、自らの存在それ自体で生存と共生の方への呼びかけを行い、政治の責任と判断力の次元を開示する人々も含む。
だそうです!
また、価値観の創造=新しい「常識」を作ること・社会を変える=「常識」を変えるなど市民にとっての常識の考え方についても教えてくれました!
さらに、この講義でもビジョンとは何かということに触れており、ビジョンとは「可能性に対する鋭い感覚を持つこと、それは他人の人々には見えていない何かを見ること。」だそうです。そして、同じようなビジョンを共に描きあえる仲間を得たとき、何か素晴らしいことが起こると教えてくださいました!
講義の後半はグループワークを行い、それぞれのグループで10年後の沖縄を見据えて「こういうような沖縄になってほしい!」というような提案をそれぞれで出しました。
例えば、「中部や北部でも車がいらない生活がしたい!」というような要望をいくつか挙げ、「公共交通機関の利用者を増やして料金を値下げし、新たな交通ルートを作っていく」というような、それに対する答えもそれぞれで出し合い、シェアしました!
今回の講義では、市民とは何か、市民として社会に関わることの大切さ、そして市民だからこそできることがたくさんあるというのを学ぶことができました。今日の講義で習ったことを活かし、これからは市民として社会とどう関わっていくか考えていきたいと思います!
川中さん、本日は講義をしていただき、ありがとうございました