まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2018 8/18(土)「最終発表・修了式」

最終発表・修了式


みなさんこんにちは!地域社会ビジョン大学院8期生の伊禮門です鏡餅
8月18日(土)は、沖縄地域社会ビジョン大学院の最終発表日と修了式の日でしただんご
長いようで短かった二か月間が無事修了しました!
今日は私たち全過程コースのメンバーが今まで行ってきたゼミ活動の最終報告会でしたびっくり!! OBOG、講師の方もいらっしゃっていてとても緊張しました。
みなさんの発表をまとめてみましたのでぜひご覧ください本
①チーム名 ハートフルおでんくんハート 
多様性を認め合える人・社会づくり ~あなたはあなたらしく~
私たちのチームは福祉分野、主に発達障害に焦点を置き、発達障害の人たちが生きやすい社会をつくるには私たちには何ができるのだろう?というところから学びがスタートしました。
まずは現状を知るために様々な事業所への訪問(フィールドワーク)を行いました。
訪問した先は、アソシアさん、かるにあさん、そしてこのビジョン大学院の卒業生でもある知花さんにもお話を伺いました。
たくさんの場所へフィールドワークを行う中で、私たちは自らの知識の無さを痛感しました。困っている人たちを助けたいという思いでスタートしたこのゼミでしたが、この疑問がチームの中で沸いたとき方向性を見直そうと話し合いました。
話し合った結果、今はまず知らないを知るへ変えるべく行動しよう!という結果にたどり着きました。
私たちは学生が多いチームなので、知識の量は劣りますがこれからも活動を続けて知識を吸収し、私たちなりに役に立てること、誰もが自分らしく生きられる社会づくりを目指して、今後も精進していきたいと思っています。
②チーム名 Ekohふたば
共に生きるその前に。みんなで外国の文化に触れよう!
この企画は、異なる文化や多様な価値観を認め合い共に地域を創る仲間として個々人がお互いに尊重しあえる社会の実現、多文化・多様な価値それ自体が地域にとってプラスになるような社会を作るために行います!
この企画を行う理由としては、外国人一般を対象とした既存の調査を行った結果は以下のようになりました!
・近隣住民との付き合い「会うと挨拶程度」:50%
・大半が地域との交流を望んでいる:60%
また、地域との交流を望み、地元や日本の文化を知りたいし、自国の文化も伝えたいといったニーズも!
そこで以下のような企画を考案。
「地域に響け!職でつながる交流イベント~お国自慢!食の持ち寄りパーティー~」
内容:参加者にその国や地域の料理を持ち寄ってもらい、食を楽しみながら外国人グループと日本人大学生グループに自国の自慢を日本語でしてもらう。
・既存支援にリーチしない人に交流の場を作り、外国人や日本人両方の理解を促せるような機会を提供。
・顔を知り合う→言葉を交わす→関係性が深くなる
きっかけをつくり、互いにステップアップしていけるような仕組みを創ることを目的に活動していきます!
③チーム名 黄ハイビスカスカリー
free cafe BYO
~キャリア教育につながる幼少期からの支援(コミュニケーション力を育てる)~
※BYOとは、Bring your own (できることの持ち寄り)
目的:キャリア教育につながる幼少期からの支援
コンセプト:子供たちが心穏やかに過ごすことができる居場所づくり、みんなにとって「第二の家」と呼ばれる居場所(自由でいられて信頼関係を築ける場)を作り出す。開放的で多世代の交流が可能であり、国籍などの壁がない(本土からの移住者や外国人労働者)も安心する多文化交流ができるような場所。
内容:伝言板で言葉にすることで想いを残す、コミュニケーションが苦手な人もこれを利用することで意思表示ができるようにする。
利用する側がカスタマイズできるものとして、知識と学びのシェア、新たな融合、孤独や疎外からの支えあいの心を育てることにも繋がる!
企業等に、寄付などを募り貧困の支援にもなり、それにより体験型(やちむん、外国人居住者ホームステイ)や、飲食の提供(企業のCSVにつながる)また、メリットとして地域の声やニーズを拾う場になる。
商店街のような跡地を利用(残したいものを残せない不安の解消)、行政の管理する施設を活用、企業の協賛や寄付などで商店街や民間施設に設置するなどして企画を継続していく。
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以上が3チームの発表内容になります!みなさんお疲れ様でした!発表した企画を実現できるようにこれからも頑張っていきましょう!
発表後は、ワールドカフェを設置し会場にお集まりいただいたみなさんから企画についての感想・意見をもらいました。
お褒めの言葉から厳しいご意見まで様々ありましたが、全て今後の活動に役立てていけたらと思います。
最終発表のあとは修了式が行われましたくすだま
修了式では、賀数さんが今までの講義で撮影してくれた写真をスライドショーにして流してくれました!
私たちの約二か月間の学びを振り返ることができました。
その後卒業証書授与と学長挨拶がありました花
学長の宮里大八さんが、一人一人に修了証書を手渡して下さいました。中には感極まって涙を流す人もいましたうわーん
私たちは今日それぞれ色んな思いを抱いて卒業しました。
ここで!私たち8期生の学生メンバーにこの二か月を振り返っての感想をきいていきたいと思います若葉マーク
伊禮門
私がこの沖縄地域社会ビジョン大学院に入学しようと思ったのは、もっと新しいことにチャレンジしてみたい、もっといろんな人に出会ってみたいと思ったからです。
私は人前に出て話をするのがとても苦手でした。入学式の時には自己紹介をするのにも足がガクガクして大変でしたニコニコ
そこでこれを克服したいと思い、今後の目標を「堂々とした自分になる」として、講義に入っていきました。しかし学校と大学院の講義とを両立するのは私にとっては容易ではありませんでした。途中何度も辞めたいと立ち止まったこともありました。
毎回の講義で理解できることよりも講師の方が話している言葉の意味がわからないことが多く、調べることに時間をとられなかなか講義に追いつかず、自分の無能さに落ち込んだこともありました。
しかしこの経験は決して無駄にはならないし、わたしの今後の人生において必ず何かしら役に立つと思います。
人前に立つこともまだ堂々と、とまではいきませんが入学前より緊張しなくなりました。これもみなさんに鍛えてもらったおかげですおすまし
わからなければ知ればいいし、知らないことは恥じることではない。
実際、私がわからないことを質問したとき、周りの方々は優しく丁寧に説明してくれました。そして、毎回講義を受けるたびに次々と知らないことが出て来てくるのですが、それを知ることが私の中で楽しみに変わりました。これは自分でも大きな成長だと思っています。これからも学びを続けて、いつか人の役に立てるような人になりたいです。
この沖縄地域社会ビジョン大学院に巡り合わせてくれた佐藤先生に感謝したいです。約二か月間本当にありがとうございましたふたば
長くなってしまいました、すみません。
宮城
私が沖縄地域社会ビジョン大学院に参加したいと思った理由は、「人とつながりたい」と思ったことがきっかけです。また、今後自分自身にとって役立つと思うような講義が非常にたくさんあり、そこにも魅力を感じました。
私がこのビジョン大学院を通して成長したな~と思うのが、大学の講義などで自ら積極的に手をあげて発言できるようになったことです。
自分が勇気を出して最初の人になることで、周りもそこに便乗してきて、講義やゼミ活動がスムーズに進む。たったこれだけで物事が進み出すのです。面白いですよね。
私は今後もビジョン大学院で学んだことを活かし、目標に向かって進んでいきたいと思います!
そして、今回出会えた8期生のメンバー、講師、OB・OG、運営の方々、本当に皆さん素敵な方たちばかりで、皆さんの考えや経験談を聞けたことは私にとって間違いなくプラスになりましたピカピカ
皆さん二ヶ月間ありがとうございました!
上地
私は「やりたいことを見つける!」といった目標を掲げて、このビジョン大学院に参加しました。どうしてこのような目標を掲げたのかというと、学校とアルバイト先を往復するという単調な生活を変化させたかったからです。最初は不安な面もありましたが、ゼミ活動や講義、それと多くの人との交流を通して充実した生活を送ることができました!
そして自分の物事をとらえる視野がとても狭かったことにも気づかされました。「人の数だけ物事に対する考え方もたくさんある」と理解できたのが、私にとって一番の学びです。この学びを活かして、自分の意見を主張しつつ他人の意見も尊重するということを忘れずにしていきたいです。
今回私と共に学んでくれた受講生やOBOGそして運営のみなさん、素敵な時間をありがとうございました!
前本
私がビジョン大学院に申し込んだのは申し込み締め切り日のギリギリでした。
Ryukyufrogsという人材育成プログラムの最終選考に漏れて、落ち込んでいるときに、自分をもっとスキルアップできるものがないかと探しているときにこのビジョン大学院にたどり着きました。
初めは、自己のスキルアップのため、でしたがゼミ活動や日々の講義を通じて仲間とともに学ぶ大切さ、ありがたさを感じることができました。言葉にするのは難しいですが、とても貴重な経験ができ”何か”が得られたと思います。
その”何か”は今はわかりませんが、これからの活動の中できっと見いだせると思います。
今回はとても貴重な体験をどうもありがとうございました。
みなさん二か月間本当にお疲れ様でした!そして講師並びに運営のみなさん、貴重な二か月をありがとうございました花


受講生:伊禮門