まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2018 7/7(土) ゼミ2

ゼミ2

日時:7月7日(土)
会場:有料老人ホーム 天久ヒルトップ「地域交流室」
みなさん、こんにちは!
沖縄地域社会ビジョン大学院8期生の上地です!

今日は、今期2回目のゼミがありました。ニコニコ
私たちチームのメンバーは 富濱さん 崎原さん 安次嶺さん 私 の四人です。
チームでの活動を始めるに至って最初に決めたことは 「グランドルール」 でした。
「グランドルール」 とは 参加者が発言しやすい空気を作るために設定するルールのことです。
そして4人で決めたことは
意見はシンプルに。
・何よりも参加者自身が楽しむこと。
・チームメンバー同士がお互いを知ること。

この3つを大切にしながら話し合いを進めていきます!♪黒

そしてチームの課題は
「地域資源はお金になるのか」 についてでした。
内容としては
「観光地である北谷町をメインに地域資源と
観光ビジネスについて掘り下げ、新しいタイプのビジネスを模索していこう」
といったものです。
議論を進めていくに至って基盤となる考え方としては
観光のキモとなるのは 「人間個人の持つ魅力である!」 ということです

観光客がまた来たいと思える様な場所を作るには 「人間個人の繋がりが大切であり、
観光客と親密な関係を築くことでリピーターを増やす」といったものです。
つまり観光客個人と 「友人」 になるためにはどうすればよいかという点がポイントになります。
そのためには観光客が何よりも求めていることを知ることが重要です。
候補に挙がった考え方として
・1つの集合体(お店など)を作ると良いかもしれない。
・外国人住宅地が多数存在することを活かせないか。
・この場所でしか体験できない目玉となるものを作る。

様々な意見が上がる中、最も賛同の声が上がった意見は 
「観光客が求めているのは隠れ家とも呼べる場所であり、自分だけが知っているという優越感を求めている」 という意見でした。ピカピカ

確かにこれなら同じ価値観を持った人たち
が集まりやすく、その辺にありふれているものとは異なったビジネスを行うことができそうです
こうして話し合いの方針も決まりました!そして更なる議論を進めようとしたのですが ここで問題が発生したのです!
・隠れ家と呼べる場所とはどんなものなのか。
・そもそもそれは実現可能なことなのか。
・そして何よりも2か月間という短い時間で形のあるものにまとめることができるのか。
このような問題点を抱えた私たちは行き詰ることになったのです…。
話し合いも難航し、講義終了の時間も近づいてきます。
このまま次の講義に持ち越しか、と感じたその時!
チームリーダーの富濱さんの言葉が流れを変えました!
「今までの話し合いを白紙に戻し、自分が本当にやってみたい企画を聞いてほしい」といったものです。
これには私も驚きました。今までの話をなかったことにするというのですから当然です。
しかし、富濱さんの考える企画は非常に素晴らしいものでした。
その内容とは!
「多くの世代をつなげ、子どもたちが様々な経験を積める場所を作りたい」 といったものです!



具体的には
「見た目では見えない貧困、生き辛さ、閉塞感、希望の持てない日々を過ごすこどもたちを大人たちが応援する」 を背景理由として設定しています。
企画の目標としては「輝く大人に出会うことで子どもたちの未来を切り拓く」といったことを掲げました。
題して! 「キラキラツアー(輝く大人に出会う)」
といったタイトルです! ピカピカ
この企画を話している時の富濱さんはとてもいきいきとしており、聞き手の私たちもこの企画なら成功させることができると感じました。
更に、現代の沖縄の問題点となっている [貧困による負の連鎖」 を断ち切る可能性を持つこともこの企画の持ち味です。
この企画を形にすることができたなら、子ども達が未来の沖縄社会の大きな力になってくれるに違いないといった希望を持つことができるのです。
こうして私たちチームの新しいテーマである 「大人と子どもをつなぐ居場所」が決定しました!
このテーマを掲げ、私たちチームは話し合いを進め、企画を完成させたいと思います!
本日は数時間に及んだ話し合いお疲れさまでした!

(受講生:上地)