まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2017 7/15(土) 協働による地域で支える福祉

皆さんこんにちは!
沖縄地域社会ビジョン大学院7期生の内間です!
今回の講師は島村聡(しまむら さとる)さんです!

【島村聡】沖縄大学人文学部福祉文化学科准教授。2013年3月まで那覇市役所に勤務。福祉部、IT推進室市民文化部で28年間、多くの市民や事業者の方とまちづくりの実践を経験するとともに、社会福祉会やふくしオンブズマンといった団体の運営で逆から行政と協働を実践。
今回の講義は協働による地域で支える福祉です!
最初に専門的な話として地域包括ケアについて話してくださいました!
簡単にまとめると、福祉や教育などといった問題を個としての問題として捉えず、地域の問題として考え、「個を地域で支える援助と個を支える援助を一体的に進めていくこと」を基盤にする考えです!
その他に、私が一番学びとして大きかったのが、並行的ニーズ検討機能の話です。
意義として、地域の中で個別の課題を解決するときには類似の課題にも着目し、両課題の背景の共通点に着目しながら、同時並行的に検討を加えていくことで、本人と地域の接点を増やし、問題解決を図るというものです。
社会では、制度の狭間で支援を受けられない方が存在し、その制度の狭間を類似の課題に着目して、広い視野で解決しかなければならないことを学びました。
今までひとつの問題は、その問題でしかないと考えていた私には、すごく学び深かかったです!
この講義で習ったものを自分に落とし込むために、グループでどこが学びとしてあったか紙に書き出し、話し合いました。

話し合いの場を設け情報共有する
個の問題を地域の問題としてとらえる
などなど多くの学びを共有できました!
午後は構想をどう活かすかを具体例を見ながら可能性を検討していきました。
この講義で私自身知れたのは
「地域での集まりや懇親会などで隙間ないニーズキャッチができること」です!
SNSなどが普及したこの時代で、遠くの人との関りは多くても、隣の家の顔すら知らないというのは結構あります。(私もその一人)
しかし懇親会などが、ちょっとした話の中から地域の問題を発見したり、情報交換できる最高の場であることを知りました!
その中で面白いと思ったのが地域支えあいマップという、地域のお店や、老夫婦などの詳細が書かれたマップで、現状を見える化したものです(あそこの公園はママさんが集まるや、大物の世話焼きさんの家など)。それのおかげで情報共有し、不測の事態でも支えあう環境を整えられていて、これは私の地域にも欲しいと思いました。

最後は各ゼミのチームに分かれて本講義で学んだものがどう活かせるのかを出し合いました!



数々の活かせるモノがが出ていましたが、地域との連携をはかるためには、地域での話し合い、情報共有することが地域の問題を解決するために重要だということが講義を通して改めてわかりました!
お忙しい中貴重な講義を有難うございます。

受講生 内間