沖縄の福祉と地域づくりを考える
◆基調講演 ひとを育む地域づくり
講師 櫻井 常矢 氏 (高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科 教授)
◆パネルディスカッション 沖縄の福祉と地域づくりをつなぐ担い手
司会 平良斗星氏(公益財団法人みらいファンド沖縄 副代表理事)
話者 櫻井常矢氏(高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科 教授)
仲村渠満氏(社会福祉法人宜野湾市社会福祉協議会 事務局長)
南信乃介氏(NPO法人1万人井戸端会議 代表)
宮里大八氏(琉球大学 地域連携推進機構 特命准教授)
公開講座の基調講演では、講師に櫻井常矢 氏(高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科 教授)をお招きし、「ひとを育む地域づくり」についてお話いただきました。
公開講座で話されたキーワードを一部ご紹介
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◆基調講演
■地域づくりの必要性
地域の課題は
・多様化し深刻化している
・お金があっても解決できない課題ばかり
・行政だけでは、対応/解決できない課題ばかり
例)・高齢化、人口急減
・介護予防
・民生委員の全国平均年齢70歳超。担い手がいない
解決するには?
⇒人口減を前提とした地域づくり=本当に必要な役割のみを残す
⇒自己完結の限界(「自分たち」だけでは解決できない)
⇒どこかと連携・協働する必要がある
⇒地域の困りごとは自分たちで解決する仕組を作る、力を付ける必要がある
■地域づくりとは
・事業活動そのものは地域づくりとはいわない!
事業活動に至る過程が地域づくりである!
・地域の課題を解決することが地域づくり = 地域課題の発見することが大事
プロセスとしての地域づくり
地域課題⇆話し合い⇆事業・活動⇆評価(ふり返り)
・プロセスが育む市民力、地域力 事業活動「まで」をどのように進めるか
→計画を作る過程でどれだけ巻き込めるか
→考える、話し合う環境をどう作るか=悩む環境をどう作るか
などなど、重要なキーワードはまだまだありますが、
福島県浪江町の取り組みを事例にあげながら、大変引き付けられるお話を聴くことができました
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講演の後は、参加者同士で意見交換&質問づくりをしました。