こんにちは(^o^)地域社会ビジョン大学院6期生の金城です!
第7回目の講義は「地域資源を活かすコーディネート」でした。
では、さっそく7/28(木)の講義内容についてご報告いたします♪
講師:宮里大八氏(沖縄地域社会ビジョン大学院学長、国立大学法人琉球大学 地域連携推進機構特命准教授、一般社団法人Enactus Japan共同代表理事)
今回の講義のねらいは「産・学・官・民の連携した商品開発の事例から、どのように互いの強みを活かし、つなげてきたのか、また新しい商品が生まれるための大切な視点とは何かを学ぶ」でした!!
最初に、大八さんが大切にしているという5つのKを紹介してくれました。
供給 × 共有 × 共感 × 共鳴 ・・・ 今日
伝える → シェア → イイネ → 行動 → 始まる
何かをしようと行動を起こす際に、まずは供給することで相手に伝えてそれをシェアしていく。そこで共感をもらって一緒に行動していき、今日新しいことを始められるということです。私も今後、何か行動したいと思ったときにこの5つのKを意識していきたいと思います
産学官民連携とは?
産→民間企業
学→大学などの教育機関・研究機関
官→政府・自治体
の三者が連携し、そこに民である住民や市民も加わり、新製品開発や新事業創出をはかることです。
いくつかの事例をご紹介いたします♪
1つめは、ブルーオーシャンズが開発したエコボトル
「やんばるの泉」この事例は、
世界自然遺産候補地の天然水と
世界最高水準のエコボトルの2つの資源をかけあわせたものです。環境に配慮してつくられた超極薄成形のエコボトルを容器として、世界自然遺産候補地である大宜味村の天然硬水を商品として開発しています。私は地元がやんばるなのですが、この商品があったことは初めて知りました
(実際に空のペットボトルに触れてみると、とても柔らかくてびっくり!!)
2つめは、アイセック・ジャパンの
モバイル方情報保障サービス(e-ミミ)です!これは
聴覚に問題を抱える方々へ文字情報による通訳を届けるサービスです。名桜大学学生が授業で使用している動画を見ると、先生がしゃべると同時にタブレットに即座に文字として表示されていて、学生もとても満足していたので素晴らしいサービスだと思いました。また、私の親戚のおばあちゃんに、耳が聞こえづらくなったせいで外に出ずに家に引きこもりがちになってしまっている方がいて、そういったお年寄りの方々にもこのサービスが広まるといいなと感じました♪
最後に、チームで行動を興すグループワークとして
「Marshmallow Challenge」を行いました。
ルールは至って簡単で、
制限時間18分の間に、材料の
スパゲティー20本、
テープと紐90cm、
マシュマロ一個を使って自立式のタワーを作成します。タワーの頂上にマシュマロを置いて、一番高いタワーを作ったチームの勝ちとなります。このチャレンジの目的として、チームで坑道を興す
さっそく、3チームそれぞれ意見を出し合いながらマシュマロチャレンジに取り組んでいきました。
土台からしっかり作り始めるチーム、
個人それぞれで作り始めるチーム、
すだれ方式に作るチームなどそれぞれ個性を出しながら楽しくチャレンジしていましたが、最後にはどのチームもせっかく作ったタワーが倒れてしまい、結果は3チームとも失敗に終わりました(笑)
大八さんいわく、ほとんどのチームが制限時間のこりわずかになってマシュマロを乗せて最後に焦る。それに対し、記録を作ったチームや幼稚園児のチームなどは高くしていくごとにマシュマロをのせて
試作をくりかえしていくそうです。この話を聞いて自分たちの作り方を思い返してみると、確かに高さを出すのに夢中になったり、倒したらだめという意識があり試作を作って試していくという余裕はありませんでした。
失敗を繰り返すことでよりいいものがうまれることを改めて感じました。
今回の講義を通して、自分の思い込みを変える、いろいろな視点から物事を考えることが大切だと改めて再確認しました。失敗することが悪いこと、恥ずかしいことだと失敗を恐れずにいろんな事にチャレンジしていきたいと思います
受講生:金城