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沖縄地域社会ビジョン大学院2016 7/7(木) 民間と行政の協働

こんにちは!
沖縄地域社会ビジョン大学院の6期生の照屋です。
第四回目の講義は、「民間と行政の協働」についてでした。
7/7の講義の内容についてご報告いたします♪

講師:島村 聡氏
(沖縄大学人文学部福祉文化学科准教授)
今回の講義の目的は
協働とは何か
どのように協働して仕組みづくりを行っていくのか
委託や補助といった方式の限界を超えて、社会事業として成立させていくにはどのような工夫が必要なのか

を考えることでした!
協働とは“お互いが相手のために働く”
つまりwin win の関係を作ることです。
NPO・企業のメリット、行政のメリット、地域住民のメリットといった中から共通するものを探し課題解決を図る。町で何が必要か、各々の特性を活かす
例:企業の社会貢献 ホームレスの雇用でパート不足を解消
どのように協働して仕組みづくりを行っていくか
例:SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)
社会ニーズを解決したいが役所任せでは進まない。。投資家から資金を集め、民間が課題解決を行って見せて行政を納得させて事業にする。
発想=投資→プレイヤーに資金提供→プレイヤーによる課題解決→成果を評価(公開の場で、第三者的評価機関による評価)→成果に応じた支払い(行政は積算根拠が明確で事前の事業評価が不要) 
といったサイクルを繰り返していく。



各々の業界が抱えている課題を引き合わせ、各々が動き出すとつながりが持てる。異業種との交流で発想の転換があるかもしれない。
→中核ネットワーク
→ニーズ投げで人脈・ネットワークを活かす
最後にはワークショップがあり、そこでは3つのステップで意見を出し合いました。
step1アイスブレイク
step2行政課題との絡みを探す(自分の構想を語る→メンバーの意見を聴く→自分の構想と行政課題の絡みを探す)
step3地域資源のヒントを出し合う(自分の構想に使える地域資源を上挙げる→メンバーの意見を聴く→地域資源の活用可能性をイメージする)

何か困ったことがあって、それをどうつなげていくか、常に考える。
→どんな資源が面白いか、活かせるか。情報を集め、くっつける作業として重要
人の課題を自分の課題として考える
→人の課題を考えることによって、その人自身も嬉しくなるし、仲間になるかもピース
社会で求められるニーズは山ほどあると思うが、各々の実際に困っていることを投げかけてみれば解決できるものが多いと思います。ワークショップで意見を出し合い、自分が知らないことを多く知ることができました。自分の中だけで考えるよりも周りの意見を聞き、どんな資源(人・モノ・金)があるのかを探してゼミ活動で活かしていきます。

(受講生:照屋)
コメント (1)
  1. さくなみ より:

    いつも大変お世話になっております。
    ほんとこれからの沖縄、すごく頼もしいなと感じている今日この頃。
    みなさんの頑張りがたくさん拡がりますように。そして私も若くないですが
    がんばります。参考になります。ありがとうございます♪