まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

2016.5.29/那覇市民会館のこれからを考える 地域円卓会議



那覇市民会館のこれからを考える 地域円卓会議 開催のご案内
「地域円卓会議」は、地域社会において多様な主体が連携することをめざし、テーマ(課題)を共有し、アイデアとネットワークを持ち寄る対話の場です。企業・行政・地域・学識・メディア等、多様な見地を有するメンバーが一同に会し、提示された課題の解決をめざして議論します。
今回の地域円卓会議では、那覇市民会館の今後のあり方について客観的な現状を共有し、建物の記憶を継承することをテーマに議論します。
どなたでも、この円卓会議を会場でお聞きいただくことができます。参加費は無料です。皆様のご来場をお待ちしております。
■今回のテーマ
もうすぐ50歳の昭和遺産、
那覇市民会館の記憶を継承するために今確認したいこと
論点提供者:前泊 美紀 氏(那覇市議会議員)
 那覇市民会館の老朽化に伴い、那覇市は新しい市民会館を久茂地小学校跡地に建設する計画を進めています。そのような中、現市民会館は今後どうなるのか。
 築46年の「昭和遺産」である那覇市民会館は、開館以来「文化の殿堂」として市民に親しまれ、復帰前夜から沖縄の様々な歴史の証人となってきただけでなく、建築物としてもDOCOMOMO(モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織)が日本の重要な近代建築のひとつとして選定するなど、その価値が高く評価されています。
 ある一定の期間を生きた公共的な建物は、その存廃について、とかく市民と行政の対立を生みやすいことから、その瀬戸際ではなく早い時期から情報を共有し時間をかけて話し合うことで、市民にとって、さらにそれを所有する自治体や建物にとってもよりよい未来を描くことができるのではないか。その思いから、この企画を提案しました。
 まずは、客観的な現状を共有し、今後のあり方を広く考えるきっかけとなれば幸いです。
■開催日時 2016年5月29日(日)13:45-16:15
■会  場 那覇市民会館 中ホール(沖縄県沖縄県那覇市寄宮1丁目2-1)
■着席者
・前泊 美紀 氏(那覇市議会議員)
・根路銘 安史 氏(一級建築士事務所アトリエ・ネロ 代表)
・赤嶺 剛 氏(与儀小学校区まちづくり協議会 副会長)
・石嶺 一 氏(株式会社国建 まちづくり計画部 部長)
・大城 清太 氏(天描画家)
司会進行:平良 斗星(公益財団法人みらいファンド沖縄 副理事長)
記録者:宮道 喜一(NPO法人まちなか研究所わくわく 事務局長)
■会場参加の申込み方法
参加費は無料です。どなたでも、この円卓会議を会場でお聞きいただくことができます。
ご希望の方は、NPO法人まちなか研究所わくわくまで、お名前・ご所属、ご連絡先(メールアドレス)を添えて、5月27日(金)までに、メールでお申し込みください。
e-mail  office@machiwaku.com  FAX  098-861-1469
■主  催 那覇市議会議員 前泊美紀
■協  力 公益財団法人みらいファンド沖縄、NPO法人まちなか研究所わくわく
■お問合せ NPO法人まちなか研究所わくわく(担当 宮道 TEL. 098-861-1469)
■ 円卓会議とは
多様者な主体が積極的に参画して運営する、お互いの力や課題を共有しながら対話を積み重ね、協働できる地域社会の実現をめざす場のことです。
企業経営や行政政策、プロジェクト推進などさまざまな分野で「マルチ・ステークホルダー・プロセス」が世界的に注目されています。これを実践する場として円卓会議が日本各地で実施されています。