まちなか研究所わくわくは、沖縄県で活動しているまちづくりNPOです。

沖縄地域社会ビジョン大学院2014 9/18 市民調査論

日時 9/18 19:00~21:00
場所 天久ヒルトップ

市民調査論

「市民に社会調査の素養は必要!」
講師は濱里正史さんです。
《主な流れ》
先ず、社会調査について詳しく説明を聞きました。
なぜ市民に社会調査が必要なのか?
世論形成に影響を与える社会調査が適正なものかを市民が見極める必要がある。さらに、政府・行政など、大きな公的団体が苦手とする、日常生活経験から探知する地域社会の問題・課題や住民ニーズの芽を、大きな公的団体に伝え、引き受けてもらう必要がある。そのために市民の問題・課題意識を社会調査を通じて、一般的なレベルに引き上げることが重要である。
→必要
都市化によって地域が見えなくなっている。そうなると地域の問題や課題がわからない。そのためにも市民による社会調査が必要なのではないか。
市民に求められる社会調査に関する素養・能力は?
・既存の社会調査を利活用する能力:情報を正しく理解し、利用すること。
・問題課題発見能力:日常生活の中から問題を発見すること
・社会調査を実行する能力:1人や少数では難しいが、NPOや市民団体には必要となる。
ワーク
問題を決まったら、既存調査を必ず行ないます。その際にその情報が正しいのか、怪しい文章なのかを見極めるための練習としてある資料を読み、明らかにヘンな点、おかしそうな点、もっと知りたい点、背後にある事情などを考えて、見つけ出すことをしました。
3つのグループにわかれて話し合い・・・

そして発表!!

答え合わせをすると、皆さんの見つけ出した怪しい点は見事に的中!文章を考えた人の回答をほぼクリアしました。
素晴らしいです!
ワーク②
情報を調べる時にその問題に詳しい方に聞きますが、だれに聞けばいいかわからないと
全くの無知な方に尋ねてもわかりません。
そこで3つの事例について尋ねる方を考えて、発表しました。

これから本格的に課題に取り組むので、とても役に立つ講義だと思います。講義を受けた人も繰り返し内容を復習した方がいいかもしれません。
濱里さん、お忙しい中ありがとうございました。