沖縄地域社会ビジョン大学院
講義第2回
「市民事業で社会を変える
~ゴミ減量への挑戦~」
沖縄リサイクル運動市民の会は何と30年近くにもわたって活動しているという歴史の長い団体です。今回はその代表を務めている古我知さんをお招きしてこれまでに実践してきたさまざまな取り組みについて教えていただきました。
それでは今回の講義の内容を大まかに振り返ってみます
【主な内容】
◆あなたが心から解決したい課題は?誰を笑顔にしたいか?
グループになって1人1人関心のあることを共有。
●小さな疑問でも大事にして興味のあることをやり続けることが大事!!
◆那覇市でのゴミ問題に対する取り組み(資源ゴミの回収、分別)
●行政に頼んでもやってくれない・・・
それなら自分たちでできることはしてみよう!!
●パレット前での資源回収
1日に3トンくるほどになる。
これを受けてついに行政が動き出すことに
◆レジ袋有料化までの取り組み
●各社との交渉。最終的には県内の大手スーパーほとんどが実施することに。
●スーパーでの市民アンケート予想以上に意見がたくさん出た。
◆くいまーるプロジェクトについて
●毎日スーパーなどで大量に捨てられる生ゴミ・・・家畜の餌として再利用できないだろうか?
●製品開発までの試行錯誤
◆古我知さんが大切にしている行動哲学
●STEP BY STEP 少しずつでも積み上げ続けていく
●シャンパンタワーの原則(上から注がなければ全体がいっぱいにならない。)まずは自分を満 たすことから。
●一隅を照らす人になる by最澄 足元の人たちを輝かせる
現在では当たり前になっているゴミのリサイクルやレジ袋有料化などですが
ほんの10年、20年前にはあまり考えられていない問題でした。もしも沖縄リサイクル市民の会の活動がなかったら、那覇市は今頃ゴミであふれていたかもしれないですね。おかしいと思ったことを直していこうとすることの大切さがよくわかった講義でした。
私たちも社会を変える(より良くする)ためにできることからコツコツ頑張っていきたいと思います
古我知さんお忙しい中本当にありがとうございました
最後に今回の講義の振り返りシートの一部をご紹介します