2月4日(土)
「地域メディア論」
リレー式で各講義の魅力や受講後の感想を綴っていく、
沖縄地域社会ビジョン大学院 受講生の声。
今回の講師は、
『沖縄大学地域研究所 よりそい・情報支援ボランティア沖縄代表』の 稲垣 暁 先生です。
まず地域メディアという枠の中でマスコミ4媒体のお話がありました。
新聞・ラジオ・テレビ・出版物はいずれも伝達者主導のメディアで有料・無料に係り無く、マスコミやスポンサーの意思によることが言えるとのことでした。それに対し、発信者主導のメディアは、Web・チラシ・DM・フリーペーパー・ミニコミ・コミュニティーFPなどが上げられ、無料で発信できるメディアといえば、それはWeb・・・・・
次に、情報を発進する目標(市民活動NPO)の話が有り、
① 社会を変えていく
② お客さんを捕まえる(顧客を獲得する)
③ お客さんの生活課題を知る
④ ターゲットにローコストで最適な手段で情報を届ける
それから、4C分析という手法の話しが有り、対象者は誰か、ライバルは誰か、差別化できるものは何か、協力者は誰かという構図をまとめ、外部に対しマーケッティング、内部に対しマネージメントを満足させことが必要とのこと。
それら基礎を学びつつ、先生が過去に実際取り組んだ新聞購読をフリーダイヤルで呼びかけるコマーシャルを作る為に作成したものを例に説明をしていただきながら、情報を発信する企画演習を実施しました。
できあがった企画書の実際の広告例として、先生が作成した企画書を基にしたコマーシャルを紹介してもらいました
30秒というショートタイムのなかで購読するなら0120-○○○–○○○という番号をビジュアルと音声で訴えたすごいものでした。
これは、その年のコマーシャル・・・・大賞に輝いたとか・・・・・スゴイ
沖縄では流れてなかったようですが、その頃大阪で生活していた佐脇さんは良く覚えているとのこと。
相当インパクトのあるコマーシャルだったそうです。
結論として、情報発信を成功させるには優れたマーケッティングとマネージメントに限るとのことです。